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◆システムの投資対効果を正しく評価するには?

企業システム戦略

◆ITバランススコアカードで多面的に評価せよ
 ガートナー社の調査によると、IT投資効果を定量的にチェックできる企業は、4%程度だそうだ。多くの企業は、前年並みか、売上の数%程度でのIT投資額としている。その結果、小額であるが、成果が見え難く、導入しても評価されない個別システムが増えているらしい。そのようなシステムが、全体のシステム開発案件数の6割をも占めるケースがある。その為、ITガバナンス(ITを適正に導入・運営する仕組み)を確立するための評価指標が求められている。

 ITバランストスコア・カード(IT-BSC)は、IT投資を財務面での効果だけでなく、多面的に評価する手法として、バランススコア・カード(BSC)の考え方を応用した手法である。BSCは、1990年代にアメリカで考案された経営管理手法で、「財務・顧客・社内プロセス・学習と成長」の4視点から、多面的に企業の活動を評価する。IT-BSCは、今後のシステム戦略策定において、経営戦略との整合をとっていくための有効なツールとして注目されている。GE社では、IT-BSCの考え方をユーザーにまで広げ、ユーザー自身がIT投資やITコストに強い意識を持ち、システムの重要性や活用の必要性を感じてもらう仕組みを「デジタル・ダッシュボード」と呼んでいる。  

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