「枕をおさえ」てリスクにすらならない段階で潰すのが極み

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●企業システム戦略 五輪書 火之巻 枕をおさえるという事
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「”枕をおさえる”とは、(相手に)頭をあげさせないという意味。

勝負の世界では、相手に自分を廻させ後手になるのはよくない。どうにかして敵を自由に廻したいものである。

それゆえに、敵も自分もそのように思うが、相手のすることを受けとめないわけにもいかない

一般に実戦において、敵の打つところを止め、突くところを抑え、踏みつけるところを跳ね除け、組みついてくるところをもぎ離しなどする。

しかし、”枕をおさえる”というのは、真理を会得して、何ごとであれ、敵の考える”兆し”を示さぬ前に、それを察知して、敵の「打つ」というその「う」の字の頭を抑えて、その後をさせないこと、これが”枕をおさえる”ということ。

例えば、敵の「かかる」という「か」の字を抑え、「飛ぶ」という「と」の字の頭を抑へ「切る」という「き」の字の頭を抑える。これは、すべて同じ意味である。

敵がこちらに技を仕懸けてくる場合、役に立たない事は敵にさせて役に立ちそうな事を抑え、敵に何もさせないようにするところ、これが第一に重要なことである。

敵のしようとすることを抑えよう抑えようとするのは後手である。

いかなる場合でも、道理に任せて技を使うことで、敵も技を使おうと思う、その先を抑えて、何ごとも役に立たせず、敵を翻弄するところ、これが真の達人であり、鍛練の成果である。」


「三つの先」につづき、先手を取るための解説です。

よく、相手の初動を抑えて相手を制するということが言われますが、武蔵の言う”枕をおさえる”は、さらに高度な技です。

つまり、相手の動き初めを抑えるのではなく、相手が考えていることの”兆し”を察知して、その先周りをするということです。

今風に言えば「リスク・マネジメント」でしょうか。

例えば、相手が「打とう」と思った、その「う」のところを抑えて自由にさせない、有効な攻撃をしかけさせないということです。

有効な攻撃以外は、好きにさせておけばよいのです。

それゆえ、武蔵は「敵のすることを抑えよう抑えよう」とするのも後手であるとしています。

企業システムが先手を取るためのツールとして、BI(ビジネス・ インテリジェンス)が注目を浴びていますが、毎日、BIの画面を見て、予測に右往左往するのは、後手であるというわけです。

単に予測して、それに追従することに右往左往するのでははなく、”兆し”を察知して、軽重分析し、先の先まで読んで手を打つ。それが”枕をおさえる”ということです。

この”兆し”を察知するには、情報が重要であり、情報に対する高度なインテリジェンス(危険予知能力)が必要です。

このことは、「孫子の兵法」の根底にあるものと全く同じです。

BIとは、単に情報を集めてグラフ化したり、多次元分析することではなく、”兆し”を察知するところに意義があります。

インテリジェンスは、コンピュータが発揮するのではなく、あくまで人間が発揮するものです。

”確定前の情報をどのようにしてマネジメントするか”が重要で”枕をおさえる”とは、このマネジメントの要諦を示していると言えます。

BIだけでなく、SCM(サプライチェーンマネジメント)ナレッジマネジメント2.0でも”兆し”を察知するインテリジェンス、すなわち”枕をおさえる”技が全社員に求められるようになります。

企業システム戦略では「情報を制するものが世界を制する」のです。

そのためには、道具だけでなく、全社員が”枕をおさえる”ことのできる情報達人にならなければなりません。

BIはもはや技術の問題ではありません。技術を使って何をやるかが問題です。」



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