ワークフローのお話しです。
「楽々」と銘打ったワークフローシステムを使用して電子承認を作成しています。
作成手順は以下の通り。
(1)フォルダ設定
(2)フォーム設定
(3)経路設定
(4)アクティビティ設定
(5)メール編集
(6)帳票出力
確かに、ノーコードでワークフローが作成できます。
もっとも簡単なケースで
作成ー査閲ー決済
のようなものなら「楽々」です。
(1)~(3)までで
設定もデフォルトのままなら簡単にワークフローができます。
ところが、実際に作成してみるとフォームを作成用と査閲用で変えたい。
複数人で並行して査閲をしたい。
フォームの記入内容で途中の経路を変えたい。
などなどの欲望が湧いてきます。
アクティビティの種類は10以上あり、それぞれの設定パラメータも数十種類。
これらを組み合わせて、条件により自動で経路を設定したり、
途中で分岐したり。
分岐も多段階でネストが入ってくると
ノーコードながら、
アルゴリズムを組んでいるかのような複雑さが出てきます。
さらに複雑な場合は、
コードを書いて条件判定クラスを作成する必要があります。
フォームでも、
郵便番号のマスタを作成して、リスト選択させ、
住所を自動でセットするなど考えるとコードを書く必要が出てきます。
こういった欲望は普通に湧いてきます。
手書き帳票なら毎回手書きですが、せっかく電子化するなら楽したい!
フォームや経路が複雑化すれば、テストケースも増えてきます。
正常なケースと差戻や取消。自動設定etc.
経路の設定により、差し戻できないなど制約もあり。
なかなか想定したように動いてくれず、
結構、トライアンドエラーを
かれこれ2週間ほど繰り返しています。
ふたを開けて見れば、意外にというか、
ぜんぜん楽じゃなかった!
ノーコードでも最初から高度なことを考えずに
巧遅拙速を是としたほうがよさそうです。
ノート欄のテキストを音声合成エンジンが読み上げ、
画面も自動で切り替わるVBAマクロです!
音声を録音するよりとっても楽です。
失敗して録音をやり直す手間もなく、
部分的な変更も楽々です。
■簡易原価積上げ計算(Excel/VBA)
製品構成展開されたツリーデータを使用して、
製品を構成する部材の原価を積上げ、
製品原価を計算するExcel/VBA
■簡易日程計算(Excel/VBA)
製品構成展開されたツリーデータを使用して、
製品を期日までに組立完成させるために
必要な日程を計算するExcel/VBA
■簡易所要量計算(Excel/VBA)
製品構成展開されたツリーデータを使用して、
製品を組み立てるために必要な部品の個数を
計算するExcel/VBA
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