大組織を俊敏に動かすためには指揮命令系統の整備が重要

兵法

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●企業システム戦略 孫子の兵法 兵勢篇 その2
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衆を闘わしむること寡を闘わしむるが如くなるは、形名これなり

大軍を戦闘させること、少人数を戦闘させるかのようであるのは、指令の設備(形名)がそのようになっているのである。

「形名」とは、情報伝達手段、あるいは指揮命令系統のことです。

「分数」、すなわち、組織編制のところでも触れましたが、組織編制を適正に分割し構造化するのと並行して、この情報伝達手段を適切に配備する必要があります。

また、情報伝達手段とは、単なる道具立てだけの意味ではなく、やり取りの規約(プロトコル)も含みます。

特に指揮命令系統組織編制とは不可分であり、ほぼ同じ意味でもあります。指揮命令系統が、からまった糸のようでは組織編制も洗練されていないと思います。

逆に組織編制が洗練されていれば、指揮命令系統もスッキリとしていると思います。

企業システムにしても、情報システムにしても、システム=組織が、一糸乱れぬ動きをするには、
情報伝達がスムーズでなくてはならないのです。

それは、システムを動かすための神経系と同じだからです。

神経が切れていたり、つまっていたりすれば、脳からの信号が停滞し、体は思うように動きません。ですから、”組織は戦略に従う”という言葉と同じくらいに”戦略は組織に従う”という言葉も真実なのです。

組織の指揮命令系統の優劣が、取りえる戦略を制約してしまうということもあるわけです。

近年では、ITを有効活用すれば、トップの思いを全世界の全社員に即座に伝えることもできます。しかし、それだからといって階層が不要かといえばそうではありません。

有効な指揮命令系統であれば、上位から受け取った命令を租借し付加価値を与え、下位に伝えるということができます。

常にトップが全構成員に指示を出すのは、効率的とは言えません。

受け取った情報は、それぞれのサブシステムで、自律的に処理しアウトプットできるようなデザインがベターです。

ソフトウェア工学では、これをモジュール強度モジュール結合度という概念で、構成設計の優劣を評価します。

モジュール強度は強く(自己完結)、モジュール結合度は弱く(疎結合)が良いとされています。

これは、各小隊は、それぞれが自律性・完結性が高く、他部隊からの影響を最小限に自由に動けるというのと同義です。そして、モジュール間の適切なインターフェースにより全体として統一した動きができるようになります。

指揮命令系統の階層構造は、深過ぎず浅すぎず自律と協調のバランスが大切です。

これを一意に最適設計できる方程式はありませんが、これを適切にデザインするのがアーキテクトの役割です。

むしろ、非常に良く洗練されたアーキテクチャは、アーティストの仕事なのかもしれません。



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