「実践!攻めの変更管理術」先手必勝!変更に振り回されずに不確実時代を生き抜く

研修
~先手必勝!不確実時代を生き抜く~    実践!攻めの変更管理術

VUCA、DX、アジャイル。。。昨今の不確実性が高いITプロジェクトの混乱を引起す主要因である、様々な想定外の変更(スコープや要求、コスト、日程など)に振り回されず、能動的な攻めの姿勢を持って、事前に想定していくことで適切に対処する為の『変更管理術』(プロセス改善、先読みのテクニック、変更に伴うリスクの見える化、心構えや勘所等)を、演習を交えながら紹介します。
(Volatility:変動性)(Uncertainty:不確実性)(Complexity:複雑性)(Ambiguity:曖昧性)

 プロジェクトを混乱させる要因となる「変更」とは、なんでしょうか。あなたは、プロジェクトにおける「変更」とは何だと思いますか?人それぞれに立場や役割によって、答えは違うのではないでしょうか。

 変更を要求する側にとっては、必要なもの。変更を受ける側にとっては、やっかいなもの。あるいは、ウォータフォールのように変更はできるだけ排除したいという立場。あるいは、アジャイルのように変更は受け入れるべきものという立場。変更は、意図的に発生するもの。意図せずに発生するもの。変更は回避すべきか、制御すべきか。

「変更」によって、いったい何が起きているのでしょうか。

 いくつかの調査で、ITプロジェクトの場合、成功率は約30%であると言われれています。70%近くがコスト、納期、品質を守り、目的・目標を達成することができなかったという結果になっています。この数値は、数%の改善はされているようですが、この10年間で大きな変化はありません。この10年間には、様々な開発手法や開発ツール、そして、PMBOKなどプロジェクト管理の世界標準などが出てきました。これらは、ITプロジェクトの成功率を大きく改善するには至らなかったのでしょうか。

 「変更」は、プロジェクトの混乱を引起すリスク要因(外乱)です。スコープ変更、要件変更、コスト変更、日程変更などの様々な変更、特に想定外の変更は、プロジェクトを失敗に陥れる元凶と言っても過言ではありません。このような変更が一切無ければ、プロジェクトは計画通りに進み、何の問題も無いはずです。しかし、「変更」は必ず発生しますすでに、ウォータフォールのように変更を抑え込んで排除することは不可能な不確実時代です。

 失敗の原因は、計画時点では想定しなかった、あるいは想定できなかった、意図する変更や意図しない変更によって、計画が狂ってしまうからに他なりません。しかし、変更があったとしても、あらかじめ想定された範囲であれば、余裕を持って対処することも可能です。対処方法そのものを計画に盛り込んでおくこともできるでしょう。特に、変更に対応することを主眼とする反復型やアジャイルでは、変更を計画的に制御しなければ、必ずと言ってよいほど破綻します。

 そこで、プロジェクトを襲う様々な変更に振り回されず、能動的な攻めの姿勢を持って、事前に変更を想定していくことがプロジェクト成功への道です。

 このような考え方に基づいて、変更管理とリスク管理を統合し、変更に適切に対処する為の攻めの変更管理術をご紹介します。より実践的な変更管理のノウハウを学び、皆さんがプロジェクトの成功を勝ち取れるよう、しっかりとお伝えしていきたいと思います。

 実践的なノウハウとしては、例えば、一般的な変更管理プロセスを改善した拡張プロセス、変更に対する先読みのテクニック、変更に伴うリスクの見える化、心構えや勘所等などです。
 
また、「兵法」には戦闘における攻防の変化に対処し勝つために先人が考え出した知恵が多々あります。戦闘では、変化を制したものが勝つといっても過言ではありません。
 
相手の変化をいかに先読みし先手を取っていくか、あるいは、いかに相手を変化させないように主導するか。そのためには、なにをすればよいか、どのような心構えで臨めばよいか。互いに攻防の変化が激しくなり、混戦状態になったときは、どのように切り抜ければよいか。戦闘における攻防の変化には、具体的にどんなものがあり、それぞれ、どのように対処すべきかなどです。

 このように、戦闘での「攻防変化」と企業システム戦略の「変更」には共通点も多く、応用できるテクニック、心構え勘所等も随所で紹介していきたいと思います。

 すでに多くの方々が研修を受講し、講義と実践的な演習を通じ、革新的な『攻めの変更管理術』の視点を得て、その効果を実感されています。
 ぜひとも、この機会に研修を通じ、変更管理の意識改革、新たな視点を得て、プロジェクトを成功させていただきたい!!と思います。なお、研修に行く時間も、予算も無いという方には、研修で使用しているテキストのみの販売もしております。 

研修内容

1.混乱の原因となる「変更」とは
 ・プロジェクトに対するノイズ
2.変更によるプロジェクトへの影響
 ・演習:変更による失敗事例の振り返り
3.プロジェクトの主要成功要因
 ・何故、変更が混乱を引き起すのか
 ・プロアクティブな変更要求の抽出
  孫子 算多きは勝ち、算少なきは勝たず
4.主な変更内容とリスク
 ・スコープ、 業務要件、システム構成、
 ・日程短縮、プロマネや要員の交代
5.攻めの変更管理プロセス
 ・変更管理のPDCAサイクル
 ・変更管理とリスク管理
6.変更に対する危険予知
 ・変化の兆しをつかむ
  五輪書 枕をおさえるという事
 ・変更による損失と発生確率
 ・演習:変更可能性の抽出と変更管理計画
7.変更に対する影響分析/優先付け
 ・影響調査/トレーサビリティ
 ・見積もり(コスト、日程)
 ・演習:影響調査/連想/分析、見積もり
8.変更の実施
 ・計画変更 形態管理
 ・実施時期:随時/ブロックポイント
 ・演習:実施時期の判定
9.モニタリング
 ・優先度別状態別件数一覧
 ・週別状態経過、機能別変更回数
 ・バッファ管理
10.是正処置/改善
 ・抜本対策(一時凍結と再作業の決定)
 ・演習:抜本的対策の要否判定
 ・振り返りと戦訓

研修コースと費用等

★今すぐ、研修を予約・申し込みする
 1.ショート  :
   2時間(講義1時間、演習1時間)
   ¥15,000/人(含、消費税・テキスト代)
   Zoom 月~金 20:00~22:00
 2.スタンダード
   4時間(講義2時間、演習2時間)
   ¥30,000/人(含、消費税・テキスト代)
   Zoom 月~金(※毎月1回)、土(※毎週) 13:00~17:00
 3.ロング   :
   6時間(講義2時間、演習4時間)
   ¥45,000/人(含、消費税・テキスト代)
   Zoom 月~金(※毎月1回)、土(※毎週) 10:00~17:00
  ★集合研修(相談する)月~金(※毎月1回) 10:00~17:00
   \別途、交通・宿泊費が必要です。
 4.eラーニング
   音声付パワーポイント(約3時間)
   \20.000/ライセンス ※1ライセンス5人まで同時視聴可能。

研修にご参加いただいた皆様の声

・「変更を予測する」という視点が新鮮。
・わかりやすく、ためになりました。
・先人の知恵は役に立つと思います。
・重要な「キーワード」を聞くことが出来た。
・わかっていたつもりが出来ていなかった。
・変更管理とリスク管理の統合について理解できた。
・変更に対処するためにバッファの設定と管理が必要と分かった。
・良い機会でした。
・自分の業務を振り返りながらの演習で、より実践的な知識が習得できた。
・「兵法」や「五輪書」を取り入れた、ユニークなセミナーだと思う。
・具体例が多く、現場で活用できそう。
・変更管理に対する概念が変わった!

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研修実績

※研修会社様主催の講師
  2011年 7月  7名
  2011年10月 10名
  2012年 3月 10名
  2012年 9月  8名
  2013年 7月  6名
  2013年10月  3名
  2014年 8月  2名
  2014年12月  5名
  2015年 5月  4名
  2022年11月  4名
  2023年 2月  4名
  2024年 1月  5名
————————-
     合計 68名

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