厚生労働省 令和3年度「能力開発基本調査」
この調査結果によれば、OFFJTまたは自己啓発支援の「どちらにも支出していない」企業は49.0%です。実に約半数の企業が能力開発への支出をしていないという驚きの事実。
OFFJTに支出した費用の労働者一人当たり平均額は、1.2万円です。
能力開発への支出は近年、減少傾向にあります。そして国際的にも低水準。
一方、経済産業省「ものづくり白書2022」では、約8割の企業が求めるIT人材は、
「質、量ともに不足」という状況です。
人材が不足していると言うのに、能力開発費は出さない。
また、「企業は人なり」で我が社は人材育成には力を入れている!
という経営者は少なくありません。
確かに、お金を出せば人が育つ
というわけではありませんが。。。
日本には、職業人材の育成に対する「独特の文化」があるように思います。
例えば、板前修業などの「丁稚奉公」
料理のことを教えてもらえることは無く「見て盗め!」のような指導。
大工もそう、芸道や武道も口伝が多く、体系的に技術を著したものは多くありません。
一番大事なところは「秘伝」「奥義」となって公開されていません。
ここでも「師から盗め!」という考え方。
お金をもらって勉強できるのはありがたいこと。
(だから、能力開発にお金を出すなんてあり得ない)
企業では、これが「OJT」という形に変わっているだけ。
標準やマニュアルはあっても抽象的でマニュアル文化を揶揄する風潮も。
人材育成をコストではなく「投資」として考えましょうという話も聞きます。
投資となれば、企業ではリターンが求められます。
人材育成の投資対効果など測りようもありません。
結果、人材投資には消極的になります。
従って、冒頭の調査結果のように
「人材不足」でありながら「お金は出さない」
という矛盾した結果を招いているような気がします。
これでは、DXのように社内にノウハウが無い人材を育成することは難しいでしょう。
見習うべき師匠、技を盗むべき師匠がいないわけですから。
「企業は人なり」を実践するのなら、人材育成は投資ではなく、
経営のための「基盤整備」として考えるべきです。
一部の人だけで取り組む「なんちゃってDX」ではなく、全社一丸でのDXを本気で推進するのなら、本社ビルや工場を立派に建て替えるお金を、人を立派に育て変えるリスキリングに回しましょう。
投資対効果など気にしないで!
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要員は我が子のように良く面倒を視なさい!
孫子の兵法 地形篇 卒を視ること嬰児の如し
兵を赤子のように面倒を視ると、共に深い谷底にも行ける。
兵を愛子のように面倒を視ると、共に死すこともできる。
ただし、溺愛はダメ!
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