五輪書

変化に柔軟に適応するには、まっすぐでバランスの良い姿勢(体制)から

様々な変化に柔軟に適応するには、まっすぐでバランスの良い姿勢を保つ必要がある。バランスが崩れ左右どちらかに重心が傾けば、反応が遅れたり、けがをしたりする。また、偏った方に気が撮られ平常心を失う事にもなる。常の身を戦いの身とし、戦いの身を常の身とすること肝要である。
兵法

強い会社のシステムはトップと現場リーダの関係がうまくいっている

トップが示す大義名分やビジョンを現場リーダがしっかり理解し、コミュニケーションがよくとれている組織は、古今東西問わずシステムに長けている。逆にトップと現場リーダのコミュニケーションが不足している組織は、トップの意思が組織に浸透しておらず動きがバラバラで、システムを導入してもビジョンを達成するのは難しい。
セキュリティ

大企業に必ず生じる統制の隙、不正検知システムが必要に

これだけ内部統制やコンプライアンスが言われ社内教育も盛んに行われているにもかかわらず大企業の不祥事はなくならない。 組織が大きくなればなるほど、どうしても目が届かない隙が必ず生じてしまう。気が付いた時には時すでに遅し。防止には「不正検知システム」が必要になる。
DX

DXサミット、生成AIのルールと規制

AIなど新たな技術を適切に利用するため 5つの原則を設けることで合意した。G7はAIのあらゆる運用が規制対象となると利活用が 進まなくなるためとしている。規制が強すぎれば利活用が進まない、規制が弱すぎれば制御が難しくなる。このバランスを国際的に足並みをそろえ拍子を合わせて進めることが重要である。
三十六計

根本的に問題を解決したいなら、その真因を探してつぶすこと!デジタル化はそれから

釜の水を沸かせるのは薪の火力であり、燃料の薪を引き抜いてしまえば、沸騰は止まる。つまり、根本的に問題を解決したいなら、その真因を探してつぶすこと!システム化はそれから。「システム化されてないからシステム化する」ような安易な発想では真の成果は得られない。
DX

デジタル技術だけではDXの変革、トランスフォーメーションが進まない理由

企業のDXはデジタル化は進みつつあるが、変革・トランフォーメーションの方は進んでいないようだ。企業は社員のリスキリングを進めるも「ビジネス」と「デジタル」を融合できる人材が不足という。デジタル技術だけでなく、ビジネスに対するリスキリングも必要である。
兵法

戦略やシステムの選定は、競合他社や課題との大小優劣・力関係を比較検討すること!優勝劣敗

自社と競合他社や課題の大小優劣を比較検討した上で、どのような戦略やシステムを使うか適切に判断する必要があります。孫子は「10倍ならば包囲し、5倍なら攻撃し、2倍なら分断し、互角なら全力で戦い、劣勢なら逃げ、勝算がなければ避難する。小さいものが無理をすれば大きいものに捕らわれとなる。」としています。
兵法

当初の目的を忘れて、手段や道具にしかすぎないITシステムに拘ってもあまり意味がありません!

戦いの上手な者は、敵を屈服させるも、戦うことは無い。戦いはあくまで手段に過ぎません。同様に当初の目的を忘れて、手段や道具にしかすぎないITシステムに拘ってもあまり意味がありません。ユーザ要求の背後にある、”真の意図”を察知して、プログラムを作らずともユーザ満足を得ることができます。
DX

両利きの経営、DXと「二刀流」左右両手を自在に使える企業や人材が求められています!

DX推進、特にビジネスとデジタル技術を融合して新しいサービスや商品を創出できる「二刀流」人材が求められています。「二刀流」と言えば野球の「大谷翔平」選手ですが、経営では「両利きの経営」では既存事業と新事業の「二刀流」。開祖、宮本武蔵は「二刀流」の精神を「持てる武器は残さず役立てたい。どんな武器でも勝ち得る」と五輪書に書いています。
三十六計

本気で組織やシステムを変革したいなら、まず中核部分から着手すること

本気で組織やシステムを変革したいなら、まず中核部分から着手することが重要です。枝葉末節にいくら注力しても、抜本的に変革することはできません。中核とは、各末端に指令を出す中央の核となる部分で、多くの要素に影響を与えるところです。真の中核を見極めるには、現地・現物・現実で判断することが大切です。