三十六計

大きな問題は、小さく分割して取り組む作戦

大きな問題は正面からガチで取り組むより、小さいな問題に分割して取り組むのが得策です。これを三十六計では「敵を一箇所に集中させず、奔走させて疲れさせてから撃破する戦術を囲魏救趙の計と呼ぶ。」と言います。システムやソフトウェアも小さく分割するのが有効です。
三十六計

Yesを繰り返すとNoが言いにくくなる作戦

何事も満足状態や定常状態が続くと緊張感が失われるものです。緊張感が失われたところに隙ができます。そのような人間心理の隙をついた作戦です。利害関係者からYesを引き出すには、Yesと答えやすい質問を連発するとよい。
DX

DX推進アンケートに見る難しさ

DX推進アンケートでは、DXはかなり進展しているとはいえ、苦戦している企業が多いようです。不確実性の高いDXの推進では困難に突き当たることも多い。その時に打開策のヒントがあれば助かります。例えば、「兵法三十六計」など兵法書には、昔の先人が戦いから得た打開策のヒントがあります。
三十六計

6パターンの状況に応じてプロジェクトを進める方策

プロジェクトの進め方のヒントとして、中国の民間で割と知られている「兵法三十六計」があります。兵法における三十六通りの戦術を六段階に分けてまとめたもの。「客観的事実の中に策略があり、策略の中に客観的事実がある。ものごとの矛盾を把握すれば、勝機はそこにあり。」と言います。
DX

DXでアジャイルが良いわけ

DXではアジャイルが良いと言われています。DXでデジタル技術やツールを選択するのは不確実性が高いもの。自社の強み弱みを分析してマッチするものを選択することが重要です。しかし、分析ばかりに時間を費やすのも得策ではありません。大義名分と勝算があるなら、あとは素早く動くこと。
孫子

勝算があるなら素早く動くこと!

DXではアジャイルによる取り組みが推奨されています。アジャイルとは、俊敏にPDCAサイクルを回すという趣旨です。計画の精度を上げるために時間を費やすより、まずは動いてみてその結果を評価しフィードバックして、また考えるというスタイルがうまくいく可能性が高いと言われています。
DX

DXツール、何を選べば正解?

多種多少なDXツールの中から、自社に合うものを適材適所に選択・配置するにはどうすればよいのか。各ツールの特徴、強み弱みと自社の強み弱み、課題がピッタリとマッチすれば、それが末永く使える適材適所のツールとなり得る。重要なのはデジタル技術の深い知識ではなく、本質を見極める「気くばり」である。
五輪書

適材適所にシステムを組み合わせるには

ひとつのシステムだけで企業システムを構成することはできません。世の中にある様々なシステムや自社で開発したシステムを適材適所に組み合わせて企業システムを構成するには、それぞれのシステムの特徴を押さえて、その特徴に応じた役割を配分することが重要です。
DX

DX、変革の笛吹けど踊らず

経済産業省では、経営者が率先垂範すべき事柄を「デジタルガバナンス・コード」としてまとめています。経営者がこれを実践すればDXの変革は進むでしょうか。「笛吹けど踊らず」にならないのでしょうか。宮本武蔵は五輪書の中で、法は将がおこない、卒も知るべきことと言います。
五輪書

ガバナンスは誰のためのものか、なぜ必要なのか

組織を統治するためのガバナンスは誰のためもの?経営者?宮本武蔵は五輪書の中で「兵法といふ事、武家の法なり。将たるものは、とりわき此法をおこなひ、卒たるものも、此道を知るべき事成。」と説いています。つまり、組織に属する全てのひとのものであると。