孫子

戦わずして勝つ!極意は虚を突き、ガチンコ勝負しないこと

戦わずして勝つ!極意は虚を突き、ガチンコ勝負しないこと。思いもよらない所を進み、撤退は速やかに。相手が戦わざるをえないような、救援すべき所を攻める。人とは違う道を歩めば、戦う必要もなくなる。問題を問題と考えなければ。問題解決する必要もない。
五輪書

同時に複数の問題が発生した時は、問題を直列化して、ひとつずつ順番に片付ける

一人で多勢と戦う時、敵が四方からかかって来ても、一方へ追廻すような心持で敵をひとへに”魚つなぎ”にして、追いなす気持ちで切り崩す。これと同様、同時に複数の問題が発生した時は、問題を直列化し最も早く影響が出てくる問題に焦点を絞って取り組み、次、次と一つずつ問題を粉砕していく。
DX

アジャイルでも事前に体制は整えよ!

DX推進の流れでアジャイルが脚光を浴びているが、体制がグダグダではうまくいかないだろう。アジャイルだからといって適当に人を集め、後は走りながら人を入れ替えていけばよいなどと考えるのは早計だ。アジャイルでの成功確率を高めたいなら、始める前に社内外をよく見渡して誰もが納得するような「勝てる体制」を整えるべきだ。
DX

チャンスには間髪入れずに動く!ポイントは情報伝達の仕組みつくりと人材育成

DX戦略の目的として「顧客ニーズへの迅速な対応力の向上」など、「チャンスには間髪入れずに動く」ためには、情報を瞬時に一気通貫で全社共有できる仕組みを構築すると共に、データを活用して商品やサービスに反映できるDX人材育成がポイントである。
孫子

危険予知でリスクを回避すれば、千里の道を進んでも労しない

千里の道を進んでも労しないのは、無人の地を行くからである。情報収集により、危険予知をしてリスクを回避すれば、環境激化や問題に振り回されず、主導的な立場で、持続的成長、企業価値最大化が図れる。それが、無形。構えあって構えなし。
五輪書

出口の見えにくい状況に陥った時は、現状に寄せて行くのも手

課題解決でいろいろやっているにも関わらず、出口の見えにくい状況に陥った時は、現状に寄せて行くのも手である。「はりうけ」というのは、敵と打ち合う時「どたん、どたん」といった拍子になるばあい、敵の打ってくるところを、我が太刀ではり合わせて打つことである。
DX

本当のキーマンを出せるかが成功のカギ

基幹システムの更新でパッケージをFitToStandardで導入するケースでは主役が業務部門になる。パッケージの標準機能を理解するところから始まり、業務とのすり合わせやGAP対策など。高い業務スキルと多大な時間が必要になる。これを任せられる「本当のキーマン」を出せるかが成功のカギとなる。
DX

DXの先進事例は目の毒かも?

経済産業省が選出するDX銘柄の先進事例は、場合によっては目の毒になる。よし我が社もやってやるぞと前人未到の戦いに挑んで失敗しては意味がない。それよりは、うまくいきそうな事例を真似ることだ。真似て成功体験を積むことが重要だ。
ソフトウェア

情報の最小単位は単語 単語の正確な理解がキモ

どんなに大きな情報システムであっても。扱う情報の最小単位は単語。単語と単語の組み合わせが様々な意味を表す。大きな情報を塊のままなんとなく理解したような気になっているのが一番危険!取り扱う情報を最小単位の単語に分けて認識合わせする必要がある。
DX

仕組み改善は着眼点が重要!!

トヨタ生産方式の中核を成す「かんばん」。在庫のムダを無くすためのこの仕組みはスーパーマーケットからヒントを得たという。仕組み改善では、工場とスーパーマーケットという普通では何の接点もない所に、物を無駄なく供給するための共通の「仕組み」という点に着眼できるかどうかが重要だ。