システム開発

プロジェクト管理

システム開発で第二ステップという考え方

システム開発の稼働開始予定が決まっていて遅れが許されないにもかかわらず、開発規模が膨れ上がって稼働開始予定までに完了しないというような状況では、第二ステップという考え方がある。システムの機能を「必須」と「必須ではないもの」に仕分けして、後者を第二ステップとして追加開発することを考える。
三十六計

システム開発で成果を得るためには、徹底して最後までやり切ることが肝要

システム開発で成果を得るためには、徹底して最後までやり切ることが肝要である。システム開発が完了して少し軌道に乗って成果が出始めると「導入成功」との評価をして、あとが続かないことがある。運用状況を定期的にモニタリングして、完全にシステムが定着して当初の計画どおり成果が得られるまで手を抜かないようにする必要がある。
システム開発

システム開発費は見積りの取り方で下げることができる!

システム開発費の見積は高いもの。しかし、見積の取り方で下げることができる余地が増えます。ハードウェアとソフトウェアそれぞれに見積もりのベースとなる要素があり、それらの要素をベースに見積り・比較検討・商談をすることで下げることができる。
五輪書

良い仕事、良いシステムを確保するための心得を大工に例えてみると

良い仕事、良いシステム、業務品質を確保するには、どのようなことを心得ておけばよいでしょう。それを大工さんの仕事に例えて著したのがこの節です。武蔵は、最後に帳尻合わせだけするような仕事のやり方ではなく、本質的にまっすぐであることインターフェースをしっかりとることを心得ると良いと言います。
三十六計

利害関係者の真意を探って、潜在的要求を引き出す作戦

多くの利害関係者が関与するシステム開発では、なかなか真の要求を把握することが難しいことがあります。個々には真の要求であっても、利害関係者間で要求に矛盾があったり衝突があったりします。そのような時には、利害関係者の真意を探って、潜在的要求を引き出す必要があります。
DX

「5割がDXを外注」は危うい?

DXでは設計以降のシステム開発を5割の企業が外部委託しているという。最近、DXは内製が良いという論調もあるが、初期開発の負荷分散に外注化は有効だ。ただし、丸投げせず積極的に設計レビューなど関与し「保守性」の確保、運用保守の内製化で変化に素早く対応できるようにすることが重要だ。
プロジェクト管理

◆ダメ!レビューに良くある5つの勘違いと解決策

システム開発において「効果的なドキュメントレビューができない。」という悩みを持つプロジェクトマネージャ、品質管理者やエンジニアは少なくない。そこにはドキュメントレビューに対する勘違いや誤解などがある。ダメ!レビューに良くみられる5つの勘違いとその解決策を紹介!
プロジェクト管理

◆トップのリーダーシップなど組織的リスクとは?

システムとの関わりを持つ組織を切り離して考えることはできない。目的やビジョンの策定に始まり、要件定義や要求仕様の作成、運用試験、実用展開とあらゆる段階において、組織的なリスクが存在する。ITのあるべき姿に組織を導く能力を、ITガバナンスという。
プロジェクト管理

◆カタログどおりに動かないなど技術的リスクとは?

近年は、ITの高度化・複雑化によりシステム構築における技術的リスクが高くなっている。かつての汎用機だけの世界に比べると、パソコンやUNIXが混在し、それらがネットワークでつながれている。また、搭載されるソフトウェアも、さまざまなベンダのものが混在している。
プロジェクト管理

◆要員スキルや人間性など人的リスクとは?

正しく認識するのも、誤認するのも全ては「人」。コンピュータに誤認させているのも、やはり「人」が誤認し、誤認にもとづいて指示をしているからにほかならない。システム構築が、極めて労働集約的な作業である以上、「人」は、大きなリスク要因である。