三十六計

プロジェクト管理

愚を装って有効な提案を引き出せ!

エンンジニアやコンサルタントの方々といっしょに仕事をする時は、彼らの知見を活かした有効な提案を引き出したいもの。それには検討の視野を狭めないよう、様々なケースを考えてもらえるように働きかけることだ。「我が社」の方針ややり方にあまりこだわらないほうが良い。
三十六計

失敗が判明したら力の残っているうちに速やかに撤退して起死回生の一発逆転を狙う作戦

明らかに失敗だとわかったらダラダラと続けるのではなく、力の残っている間に全面的に撤退して起死回生の一発逆転を狙う作戦。完全に力を失うまで続けるのは敗北だが、意図して撤退するのは敗北ではない。最後の最後で形勢逆転も十分あり得る。
三十六計

大きな課題には小さな改善を連鎖的に講じて大きな成果につなげること

取り組みべき課題が大きすぎて明らかに劣勢の場合は、正攻法で攻めるのではなく、小さな作戦を次々と連鎖させて大きな勝利を得るほうが得策である。つまり、一発のホームラン、一発の右ストレートを狙うのではなく、ヒットの連続、ジャブの連続で勝つ作戦「アジャイル」
三十六計

窮地に追い込まれときの奇策が「苦肉計」自虐的態度で信用を勝ち取れ!

窮地に追い込まれ敗戦が色濃くなってきたときの奇策が「苦肉計」。 ”人間というものは自分を傷つけることはない”、と思い込む心理を利用する。この計略を成功させるには自然の流れの中で刑罰を受けるように仕向けることである。
RPA

RPAの投資対効果を最大化するなら夜間自動実行がお薦め!

RPAはパソコンの操作を自動化するツールで、WebサイトやExcel、基幹システムなど人が操作して行う事務作業を記憶させて、代わりにやってくれるソフトウェアロボット。これの効果を最大化するには、夜間自動実行がお薦め!人がやっていたら数日かかる作業が一晩で完了できる。
三十六計

窮地に立たされた時、あえて無防備を装って相手の困惑を誘って打開する

手薄なときはこれをさらに手薄にすると、相手は疑いがとめどなく湧いてくる。どうしようもなく劣勢になった時は、わざと無防備を装い、困惑をさそうという作戦。攻防戦を繰り広げている時、劣勢の瞬間、さらに無防備を見せると、一瞬、攻撃の気に迷いが生じるのが人情。
三十六計

本気で組織やシステムを変革したいなら、まず中核部分から着手すること

本気で組織やシステムを変革したいなら、まず中核部分から着手することが重要です。枝葉末節にいくら注力しても、抜本的に変革することはできません。中核とは、各末端に指令を出す中央の核となる部分で、多くの要素に影響を与えるところです。真の中核を見極めるには、現地・現物・現実で判断することが大切です。
三十六計

目標を達成したいなら、リスクに備えて予め安全余裕(逃げ道)を用意すること

目標を達成するためにギリギリまで追い込むのは逆効果です。切迫した状況ではちょっとした不測の事態で目標が遠のいてしまします。むしろ、リスクに備えて予め安全余裕(逃げ道)を持たせることが得策です。いざというときに逃げ道があれば、心理的安全性も高くなります。
三十六計

苦手な人と上手につき合うには、有利な方向に誘導するよう接するのが望ましい

虎のように怖い、苦手な人とうまく付き合うには、力で立ち向かうのは愚策です。それよりは、うまく話をして有利な方向に誘導するよう接するのが望ましいです。相手が望んでいることがどのようなことかをあらかじめリサーチして、提示することで、相手に動いてもらうように仕向けることです。
三十六計

コツコツと小利を積み重ねて、大利を得る作戦

スピード重視の時代、システムを大きく一気に変えてしまいたいという気持ちもわかります。しかし、それには大きなリスクも伴います。あせらず、小さな変化を起こしコツコツと小利を積み重ねながら、最終的に大きくシステムを変えて大利を得る作戦。