変革

三十六計

遠い将来のDXも経営改革も、身近な現場の改善から攻めてみる

DXだ、経営改革だと遠大なことばかりを言っても、結局、うまくいかないものです。それよりは、まず身近なところから、2S(整理整頓)にしっかり取り組みましょうというのも一つです。2Sと言えども立派な経営戦略につながります。例えば、在庫の整理整頓で業績回復したケースもあります。
DX

デジタル技術だけではDXの変革、トランスフォーメーションが進まない理由

企業のDXはデジタル化は進みつつあるが、変革・トランフォーメーションの方は進んでいないようだ。企業は社員のリスキリングを進めるも「ビジネス」と「デジタル」を融合できる人材が不足という。デジタル技術だけでなく、ビジネスに対するリスキリングも必要である。
DX

内輪もめを見つけた時の対処法として、離れて静観するのもひとつ

内輪もめを見つけた時は、なんとかしようとあれこれ画策するよりは、離れて静観する方が良い結果になることもあります。WBSでバッテリー間での内輪もめ、監督と選手の間での内輪もめ。DXで変革を進めるときの利害関係者間での内輪もめなども同じようなことが言えます。
孫子

変革に対する抵抗勢力は巻き込むこと、排除するのは二の次

変革に対する抵抗勢力は巻き込むのが得策です。一方的に力でねじ伏せるようなことをすれば、必ず将来に禍根を残します。 多くの利害関係者が存在し、利害関係者間での衝突が、様々な場面で発生します。組織内の多様なものの存在を認め、化学反応を起こすことが国(企業システム)を強大にします。
DX

成功する変革の進め方は、無(虚)から有(実)へ!

日本のDXはなかなか変革が進まない一方、いきなり100点を取りに行って失敗するなど、変革に苦労している企業が多いようです。変革を成功させるために兵法三十六計の敵戦の計(第七計)に「無中生有」という作戦があります。最初は小さな変革を実行して警戒感を抑え、慣れた後に本命の改革を行う作戦です。
DX

進むデジタル、進まぬ変革?

DX白書2023では、日本企業のデジタル活用が進んでいるものの、変革があまり進んでいない点を危惧しています。しかし、本命である変革を進める前にデジタル技術がどのようなものかに気を引いて、興味を持ってもらうことが重要です。デジタル技術に興味を持って活用を進める過程で、変革も進んでいくように思います。
DX

混乱に乗じて変革を成す!

DXに取り組む企業が増えてきているようです。これから混乱も増えてくるでしょう。しかし、混乱は「変革」につきもの。周りが混乱していれば、混乱のハードルも下がります。いまこそアジャイルで混乱を巻き起こし、それに乗じて「変革」を成す時です。
DX

賢者は声なき抵抗を聞く

DXや変革などで意にそぐわない場合、声なき抵抗があります。声を出して異を唱える抵抗より、声なき抵抗への対応の方が難しものです。抵抗の原因となるデメリットについて深い洞察や思慮が無ければ、真にメリットを享受することはできません。
三十六計

大きな変革の前に、まず小さな変化を繰り返す作戦

大きな変革をしようと思ったら、まず、小さな変化を繰返し起こすこと。そして、小さな変化に慣れてきたところで大きな変革に挑むこと。小さな変化を繰返し経験することで、大きな変革に対する抵抗が少なくなり受け入れやすくなるものです。
DX

DX、変革の笛吹けど踊らず

経済産業省では、経営者が率先垂範すべき事柄を「デジタルガバナンス・コード」としてまとめています。経営者がこれを実践すればDXの変革は進むでしょうか。「笛吹けど踊らず」にならないのでしょうか。宮本武蔵は五輪書の中で、法は将がおこない、卒も知るべきことと言います。