DX

DX

本気で変革するなら、市民開発にも統制を!

ノーコードでアプリを誰もが開発するという「市民開発」が認知され、DXでも有効とされている。しかし、各部署の市民が思い思いに自由にアプリを開発しては困ったことになることがある。社内の各プロセスを統制するプロセスオーナーがしっかりと身を寄せ本腰を入れた「市民開発」をしてもらいたいもの。
DX

2025年の崖:業務とシステム連携の隙

個別分散のレガシシステムは統合化されたERPのようにリアルタイム連携ができず、関連データの一貫性・整合性の保証が難しく業務との間に隙が発生する。そのためDXや第四次産業革命における業務変革の足枷となる恐れがあり、2025年の崖の一因とされている。
DX

“見せかけ”のFit To Standard

2025年の崖はすぐそこ。DX推進のため基幹システムを短期間に更新する「FitToStandard(FTS)」という考え方がある。FTSでは業務パッケージの標準機能に合わせて業務を行う。ところが現場の抵抗に合い、周辺システム側を作り込むという"見せかけ"のFit To Standardが横行する。
DX

そのDXは直球か変化球か?使い分けと連携がカギ!

DXにも直球と変化球がある。そして、直球と変化球では、目的や進め方などが異なるものだ。そこを意識した使い分けと連携がカギとなる。変化球としての周辺システムは容易に基幹システムと繋ぎ変えられるようにシステム連携ツールをハブとして使用し、アダプタで接続するのがよい。
DX

戦略はシステムに従う?戦略とシステムを整合させよ!

「組織は戦略に従う」と「戦略は組織に従う」は、 「鶏が先か、卵が先か」のようなものだが、いずれにしても経営戦略と組織は整合性が取れていなければならないということだろう。これと同じことが経営戦略とシステムにも言える。システムが戦略の足枷にならないよう、経営的観点で戦略とシステムを整合させなければならない。
DX

情報伝達にこそDXを!

情報伝達の媒体や道具はアナログからデジタルへと高度化しているが、情報伝達そのものが高度化し、伝達ミスや認識齟齬が減っているかというと必ずしもそうではない。大組織を小組織のようにアジャイルに動かすためには、情報伝達にこそDXが必要だ!
DX

業務変革に対する業務部門の熱量が成否を握る!

DXの成否は業務変革に対する業務部門の熱量による。本業が忙しくて業務改善する時間がないなどと言うことがまかり通っていては、リスキリングでデジタル技術を習得しても業務変革は起こらないだろう。まずは業務変革に対する熱量を高めるために組織文化や社内制度などの下地固めをすることだ。
五輪書

本気で取り組むつもりなら道具に頼らず全身でぶちかませ!

本気で変革するつもりならITなど道具に頼ってばかりでなく、全身で体当たりしなければいけない。最新式のコンピュータやソフトウェアを使って、カッコよく、勝ち組みに名乗りをあげる必要はなにもない。体当たりで会社を変えるつもりなら、まず、人の問題に真正面から激突するはず。
DX

ITガバナンスの実現に向け、皆がシステム監査について知るべき理由

これまでシステム監査はシステム監査人だけが知っているもので、監査対象は情報システム部門が主体であった。しかし、これからはDXを全社・全員で推進していくにあたり、皆がシステム監査について知っておくことで、ITガバナンスの実現に寄与することができる。
DX

DX人材不足なら補充すればよい!?そもそも何故、人材不足になったのだろう。。。

DXブームに乗り遅れないために問題となるのがDX人材不足だ。DX人材に限らず「不足」なら「補充」すればよいという短絡的な発想ではなく、人材不足になった真因を掘り下げて、経営戦略を踏まえた人材戦略を立て、「仕組み」を整備する必要がある。