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◆情報共有を阻害する日本文化とは?

企業システム戦略

◆情報共有と日本文化
 情報共有の一般的手順は1~4である。これが、なかなか難しい。日本文化から、その普及・定着化を考えてみた。
一.まず、伝えたいこと、言いたいことをまとめる。
 「質問力」に関する本が売れているそうだ。人は、何か考えて書けといわれて、そう簡単に書けるものではない。良い質問があってこそ、それに答えて考え、書けるものだ。「何か意見ありますか?」「し~ん。。」そんな会議はあたりまえ。
二.それを記録する(=書く)。
 いまだにキーボードアレルギはある。ようは、「めんどくさい」。
三.そして、しかるべき人に伝える
 しかるべき人が分からない。それ以前に人に伝えたがらない。
四.それを集団での活用に向けて、共有する。
 掲示板は見ない、人の言うことを聞かない、自分の考えに固執する。

 小学校から、作文は先生に提出するものであり、皆で読みあって、内容を議論しあうなどという教育は受けていない。日本人は、自分の考えを表に出すことを美徳としない、人の考えを盗むな!と教育を受けている。このあたりから変えないとダメかも?例えば、カンニングしても、それをアレンジして、より高度な回答をすれば得点を与えるとか。。。そう、特典を与えるのである。

 情報を共有し成果をあげた場合、その情報利用者、情報提供者、双方に特典を与えるといい。また、データベースに失敗事例があるにもかかわらず、情報共有を怠り、同じ失敗を繰り返したり、貴重な情報を持ちながら、それを一向に提供しようとしない者にはペナルティを与えるといい。

 そうやって、モチベーションをあげ、染み付いた文化を変えて行くのが良い。特典やペナルティはなにも、金品に限らない。社長表彰や同僚からの賞賛など、これも皆で知恵を出し合って共有すれば良い。情報共有とは、「三人寄れば文殊の知恵」である。そう、ナレッジマネジマントなどと言わなくても、日本にも、良い諺があるではないか。欧米流の個人別机になり、おかしな個人主義や成果主義がまかり通っているので、おかしくなってきたのかもしれない。高価なITツールなど使わなくても、良い環境と良い人間関係があれば、落書き帳一冊でも、自然に情報共有はできるのである。

 そもそも、個人別机は、仕事に集中できてホワイトカラーの生産性が向上すると言われて導入された。そして、今度は、個人別机だと、情報が共有できないので、ITツールを使って「ナレッジマネジメント」と称して、隣の机の同僚とカベ越しに、メールや掲示板で情報を共有する。全く、おかしな世の中になってきたものだ。アメリカ文化に完全に毒されている。いっそ、カベを取り払って、机を寄せ合わせてワイワイガヤガヤやったほうが、日本人には情報共有「三人寄れば文殊の知恵」をやりやすいのではないか?   

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