DX

人材難の今こそ組織能力向上を!

DXが進まない要因の一つとして人材不足が挙げられる。やらないための都合の良い理由に使っているとしたら悲しいことだ。「ないものねだり」はやめて、今こそ組織能力向上に取り組み「勢」つければ、いまいる人達のパフォーマンスを最大化できる。例えばCMMIだ。
DX

企業システムにも「あっ!と驚くようなUX」を

数ある企業サイトの中にも「あっ!と驚くようなUX」を体験できるものがある。企業システムにも「あっ!と驚くようなUX」を取り入れることで次のDXなどの施策が活きてくる。DXで製品やサービス、プロセスの変革がしたければ、まずは社員のUXから変えてみてはどうだろう。
DX

「DX人材不足」は言い訳に過ぎない!?

日本企業の約半数が「DX人材が不足」と言うが、そもそも経産省の定義するようなDX人材は希少だ。個人の能力に期待するのではなく、チームとして能力が発揮できるように組織化するのが現実的。組織に「勢い」がつけば、「DX人材」が育つように転がっていく。
セキュリティ

情報セキュリティで重要なのは、機密性と可用性のバランス

情報セキュリティは、サイバー攻撃や情報漏洩を防ぐ「機密性」だけでなく、「完全性」「可用性」がある。特に機密性と可用性はトレードオフの関係にあるため、両者のバランスが重要とされる。最強の情報セキュリティは機密性と可用性が一体となった攻防一体だ。
DX

市民開発の原動力は市民

DXの取り組みにおいて「市民開発」という言葉もよく目にする。ノーコードツールを使えば「誰でも」「カンタンに」アプリ開発ができるというが、それほどカンタンではない。市民開発を組織に浸透させ勢いを生むには市民開発者が市民開発者を生むような仕掛けが必要だ。
DX

技術偏重はダメDXの元

DXへの取り組みとしてどうしても「技術」から入ってしまう。とはいえ、技術に偏った取り組みではDXの道のりは険しい。変革には「組織と人」の問題に体でぶつかっていかなければならない。そのためには心理的安全性を高めるためにぶつかり方の練習が必要だ。
DX

「標語」は企業システムを動かす源泉

企業にはさまざまな「標語」がある。経営理念や行動規範を表したもので企業システムを動かす源泉となるが、どれくらい周知され考え方や行動につながっているだろう。標語によって「人」が動きたくなるように考察する必要がある。どのようなメリットを享受できるのか、どのようなデメリットを回避できるのか。
DX

デジタル人材育成の成否は取り組みの「粘り強さ」

ある調査ではデジタル人材育成に3年以上取り組む企業の70%以上が具体的な成果を出せずにいるという。この調査によれば。成果を出すには4つの要因があるらしい。それは経営が強く関与し、実践的教育とスキルの活用機会を与え、経営に近い評価指標で成果を測定する「粘り強い」取り組みだ。
レガシシステム

レガシシステムの延命策に潜むリスク

安定稼働しているレガシシステムを無理に再構築せず、延命策で継続使用するほうが「安全」だ。シニア人材の活用や生成AIによるソースコード解析で保守は可能。ただ、「背景や経緯」が分からず、無駄な処理の削除や新しい要件への変更が難しくなるリスクが潜んでいる。
DX

ユーザ会で他社をベンチマークせよ!

DX関連の成功事例やDX銘柄を見て、乗り遅れまいと焦っても仕方がない。まずは自社と同じ業界、同じような規模の会社をベンチマークしてみるとよい。それにはIT製品などの「ユーザ会」への参加がお奨めだ。同じIT製品のユーザ企業どうしで意見交換することができる。