三十六計遠い将来のDXも経営改革も、身近な現場の改善から攻めてみる DXだ、経営改革だと遠大なことばかりを言っても、結局、うまくいかないものです。それよりは、まず身近なところから、2S(整理整頓)にしっかり取り組みましょうというのも一つです。2Sと言えども立派な経営戦略につながります。例えば、在庫の整理整頓で業績回復したケースもあります。2023.06.04三十六計兵法
兵法システムで自動化する前に、まず業務プロセスを整備して固めること システムで自動化する前に、まず、業務プロセスを整備して固めること。業務プロセスがしっかりと固まらない状態で、システム化して自動化を図っても想定したような結果にならないことが多い。例えば、曖昧なルールや曖昧なプロセス、そして無駄なプロセスなどが散在していると自動化は成功しない。2023.06.04兵法孫子
五輪書システム構成には5つあり、上中下は基本、左右は応用 システム構成には5つあり、上中下は基本、左右は応用。構成を5つに分けるとも、いずれも企業価値向上を目的とするもの。システム構成自体には拘らないこと。構成は状況に応じて利に従い柔軟に変更させる。極意に言う最善の構成は中段(基幹)にあると心得るべし。2023.06.04五輪書兵法
DX自動化の真の目的は、人員削減ではなく企業価値向上にあり 「自動化」というと多くの場合、効率化や人員削減が目的となっているが、顧客サービス向上など企業価値向上が真の目的であるなら、自動化によって人を削減する必要は無いはず。自動化による目先の効率化だけで人を削減してしまうと、逆に重要なものを失い、企業価値の低下につながる恐れがある。2023.06.03DX雑記帳
五輪書システムの中長期計画は、基本計画に重心を置きバランスよく システムの中長期計画は、しっかりとした基本計画に重心を置き、一方に偏らないようバランスよく計画すること。歩みの大小、遅速はあっても、常に一歩一歩着実に歩むようにすること。バランスよく歩むためにはバランススコアカードを活用するとよい。また、CSRや株主、社員、環境も考慮する。2023.05.30五輪書兵法
兵法システム整備の順番は、まず社内プロセスを固めるところから着手するとよい システムを整備する順番は、まず社内プロセスを固めるところから着手するとよい。社内プロセスの守備形のシステムは、自社でコントルールしやすく、成果を確実に得ることができる。その次に売上アップなど攻撃形のシステムを整備する。攻撃形のシステムは、市場や顧客に左右されることもあり、勝つために待つ必要もある。2023.05.29兵法孫子
三十六計システム開発で成果を得るためには、徹底して最後までやり切ることが肝要 システム開発で成果を得るためには、徹底して最後までやり切ることが肝要である。システム開発が完了して少し軌道に乗って成果が出始めると「導入成功」との評価をして、あとが続かないことがある。運用状況を定期的にモニタリングして、完全にシステムが定着して当初の計画どおり成果が得られるまで手を抜かないようにする必要がある。2023.05.29三十六計兵法
DX業務システムの開発期間は短めに!長期化すればデメリットが多く失敗リスクが高くなる 業務システムの開発期間は、可能な限り短く設定すること。複数プロジェクトにおいて同じリソースを使う場合、分散して同時並行で長期化するより、集中投下して短期に一つずつ完成させた方が、成果を早く得ることができる。長期化すれば、環境変化や利害関係者の変更などデメリットが多く、失敗リスクが高くなる。2023.05.28DX雑記帳
DXステークホルダーマネジメントで一番やっかいな「隠れ抵抗勢力」の見つけ方 ステークホルダーマネジメントで一番やっかいなのは、隠れ抵抗勢力。表立って反対意見を言う事もなく、静かに抵抗する面々。彼らを見過ごさずに早い段階で見つけること。ヒアリングやレビュー会議などでノンバーバルな反応を探るとよい。心理的安全性を高め表に出てきて議論のテーブルについてもらう事。2023.05.21DX雑記帳
兵法会社の全員が経営とITを知るならば、DXの推進を危なげなく行える DXの推進に必要なのは経営とITが両方分かる人材。多くの企業で大幅に不足しているという。いまだに、ITを知らない経営者と経営を知らないIT人材。会社の全員が経営とITを知るならば、DXの推進を危なげなく行えるだろう。それはコンピュータ教育が義務教育化された世代が社会に出てくるまで待たなければいけないのだろうか。2023.05.17兵法孫子