要件定義

企業システム戦略

◆要件定義はどこまでやればよいか?

要件定義は、最初にして最重要な作業であるので、これに時間をかけて、じっくりと取り組むべきである。しかし、それは、ダラダラとやれば良いというわけではない。8割の要件が確定すれば、ほぼ目的を達成することができる。
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◆複雑な要件を整理する時のポイントは?

人間系と機械系を合わせたシステムとしての全体系に対して、儲けるための「要件」を、じっくりと、知恵を絞って考えなければならないと述べたが、考えれば、考えるほど難しくなってくる。複雑な要件を整理するときには「シンプル・イズ・ザ・ベスト」の考え方で行うのが良い。
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◆確実に効果を得られる要件とは?

システムが備えておかなければならない「要件」とは、いったい何であるかを考える時の基本は、「それで、いくら儲かるか」である。ここでいう「儲かる」というのは、直接的に利益を生む出すだけでなく、利益に繋げるための要件も含まれる。
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◆情報処理の基本とは?

情報処理の基本は5W2H。5W2Hとは、Who、When、Where、What、Why、How,How Muchのことである。システムに対する要件は、これで全て記述することができる。何故なら、「ITの本質」で述べたように、情報処理は「読み・書き・そろばん」だから。