兵法

三十六計

大きな問題は、小さく分割して取り組む作戦

大きな問題は正面からガチで取り組むより、小さいな問題に分割して取り組むのが得策です。これを三十六計では「敵を一箇所に集中させず、奔走させて疲れさせてから撃破する戦術を囲魏救趙の計と呼ぶ。」と言います。システムやソフトウェアも小さく分割するのが有効です。
三十六計

Yesを繰り返すとNoが言いにくくなる作戦

何事も満足状態や定常状態が続くと緊張感が失われるものです。緊張感が失われたところに隙ができます。そのような人間心理の隙をついた作戦です。利害関係者からYesを引き出すには、Yesと答えやすい質問を連発するとよい。
三十六計

6パターンの状況に応じてプロジェクトを進める方策

プロジェクトの進め方のヒントとして、中国の民間で割と知られている「兵法三十六計」があります。兵法における三十六通りの戦術を六段階に分けてまとめたもの。「客観的事実の中に策略があり、策略の中に客観的事実がある。ものごとの矛盾を把握すれば、勝機はそこにあり。」と言います。
孫子

勝算があるなら素早く動くこと!

DXではアジャイルによる取り組みが推奨されています。アジャイルとは、俊敏にPDCAサイクルを回すという趣旨です。計画の精度を上げるために時間を費やすより、まずは動いてみてその結果を評価しフィードバックして、また考えるというスタイルがうまくいく可能性が高いと言われています。
五輪書

適材適所にシステムを組み合わせるには

ひとつのシステムだけで企業システムを構成することはできません。世の中にある様々なシステムや自社で開発したシステムを適材適所に組み合わせて企業システムを構成するには、それぞれのシステムの特徴を押さえて、その特徴に応じた役割を配分することが重要です。
五輪書

ガバナンスは誰のためのものか、なぜ必要なのか

組織を統治するためのガバナンスは誰のためもの?経営者?宮本武蔵は五輪書の中で「兵法といふ事、武家の法なり。将たるものは、とりわき此法をおこなひ、卒たるものも、此道を知るべき事成。」と説いています。つまり、組織に属する全てのひとのものであると。
五輪書

変化に適応しやすいアーキテクチャ

VUCAの時代、変化に適応できなければ生き残ることが難しくなっています。では、変化に適応しやすいアーキテクチャとはどのように考えればよいでしょうか。剣豪「宮本武蔵」は五輪書の中で、有構無構(構えがあって、構えがない)という考え方を説いています。
孫子

勝算があるなら勝てる!しかし、少ないと危険、無いのは論外

プロジェクトの立ち上げにあたって、うまくいくかどうか誰しも不安はあります。ただ、漠然とした不安を抱えているだけでは一歩を踏み出せません。かといって、闇雲に突進するのも無謀です。孫子は、勝算があるなら勝てる、勝算が少なければ勝てない、ましてや勝算が無ければ話にならないと言う。
五輪書

道(ビジョンや戦略)を追求するときの心構え

道を追求するときの心構えを宮本武蔵は「五輪書 地之巻 道を行う法則」に記しています。広い視野にたって真実を見極め、この法を学べば、一人でも二十、三十人でも負けない。鍛錬を重ねれば、心身共に勝り負けるわけがないと。そして、これは集団でも同じである。
五輪書

リスキリングを血肉とし結果をだすための取り組み姿勢

企業システムの開発や運用には様々なスキルが必要です。DXでは全社員をデジタル人材にするためにリスキリングを経営施策としている企業もあります。しかし、付け刃のようなスキルでは生兵法は大けがの元。学んだスキルを血肉とし、結果をだすための取り組み姿勢とはどのようなものかわかりますか?その答えを、宮本武蔵は「五輪書 水之巻 後書き」に記しています。