戦略策定

企業システム戦略

◆システムを業務に組み込み、確実に使いこなすには?

大規模な投資をして、最新のITを導入したにもかかわらず、運用段階で十分に使いこなせず、当初の計画どうりの効果をあげられないケースがある。
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◆SCM成功のポイントとなる日本文化とは?

SCM(サプライチェンマネジメント)は、欧米の経営手法として紹介され、導入している企業もあるが、在庫削減と納期短縮の相反する課題の両立を考えるとき、夏目漱石が、「草枕」の冒頭で述べている言葉を思わずにはいられない。
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◆情報共有を阻害する日本文化とは?

情報共有の一般的手順は以下である。日本文化から、その普及・定着化を考えてみた。 一.伝えたいこと、言いたいことをまとめる。 二.それを記録する(=書く)。 三.しかるべき人に伝える。 四.集団での活用に向けて共有する。
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◆ナレッジマネジメントで効果をあげるには?

社員のもつ、さまざまなノウハウを共有化し、新しい製品開発や売上増加などに結びつける経営手法として、ナレッジマネジメントが世に出てから久しい。私は、ナレッジマネジメントを否定するつもりはないが。。。
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◆「レガシ・システム」を再構築する時の注意事項は?

既存の業務システムを「レガシ・システム」と称して、過去のしがらみに縛られた古いシステムであり、早急に最新のIT技術を導入したり、ERPパッケージで置き換えたりしないと会社の経営が危うくなるなどと危機感を煽っている。いわゆる2025年の崖だ。
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◆海外製パッケージソフトを導入するときの注意事項は?

ERPパッケージは、前述の「統合データベース」によるリアルタイム連携を基本方針とし、ゆえに個別に開発されたバラバラの業務システムを一掃し、業務スピードと経営効率化を達成するとベンダやマスコミ、ERP推進者は論じている。
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◆「パッケージソフトと自社開発」」のメリット・デメリットは?

自社の業務システム構築には、「早くて、安い」パッケージソフトを買うべきか、業者に依頼して「じっくり、お金をかけて」自社開発するべきか、大いに悩むところだ。両者の「いいとこどり」という方法もある。
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◆「統合データベース」のメリット・デメリットは?

「統合データベース」は個別のデータベースを、一つに統合してデータを一元管理することで、 全体最適化を目指そうというものだ。データベースを統合して、全体最適化することは、裏返せば、全体最悪に陥るリスクもあるということだ。
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◆「ペーパーレス化」を推進する時の注意事項は?

「ペーパーレス」も古くて新しいテーマだ。昨今のネットワークや情報端末の発達によって、業務から「紙」を無くすことは、技術的にはそれほど難しくはなくなった。ところが、製造現場などで、紙を無くしてしまうと、思わぬところに落とし穴がある。
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◆「自動化」による業務効率化の注意事項は?

経営効率化のために業務プロセスを改革し、自動化することが多い。しかし、自動化すれば必ず、効率化するとは限らない。実は自動化には大きな落とし穴がある。業務プロセスを自動化することで、柔軟な対応ができなくなったり、内部統制が甘くなったりする。