価値の流れ

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◆アジャイルなウォーターフォールのすすめーアジャイルに向けて

現在、ASDの適用率も10%以下である。いずれも成功事例として注目を集めているものの、実際に適用するとなると様々な障壁に直面する。また、新しい方式が全ての環境下で、全ての問題を解決できるわけではない。実際にやってみなければわからないことも沢山ある。それでも改善への一歩を踏みださなければ、明日はない。“障子を開けてみよ、外は広いぞ”(豊田佐吉)
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◆アジャイルなウォーターフォールのすすめーウォーターフォールからアジャイルへ

WFDを採用してきた組織がASDに安全に移行するには、WFDの枠組みを基にASDのプラクティスを段階的に取り入れることである。過去の財産を全て捨てる必要は無く、意識改革と温故知新や永続的な改善でWFDの上にASDを積み上げることは可能であり、そうすることがより安全にASDに移行することを可能とする。つまり、「アジャイルなウォーターフォール」への斬新的・継続的な改善である。
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◆アジャイルなウォーターフォールのすすめーはじめに

従来のWFDの課題を解決するとして、ASDが注目されている。しかし、一方で多くのソフトウェア組織がWFDを採用しているという報告もある。また、ASDを試行したものの失敗してWFDに回帰する例もある。その結果、(特に大規模開発で)ASDに懐疑的になり、有益なプラクティスに耳も貸そうとしない。
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◆アジャイルなウォーターフォールのすすめー要約と目次

アジャイル開発では、計画が不要で変更はいつでも自由に顧客が要求できるなど極端な考え方がされてしまうことがある。そのため、ウォーターフォール開発(以下、WFD)からアジャイル開発(以下、ASD)への移行を敷居の高いものやリスクの高いものと感じたり、試験的に適用して失敗したりするケースも少なくない。そこで、ウォーターフォール開発をベースとしながらアジャイル開発の要素を少しずつ取り入れ漸進的な改善に取り組むことを提言する。