◆参加者は、役者・監督・スポンサ
稽古に参加するのは、役者だけでなく、監督やスポンサもいる。つまり、システムを利用する業務担当者だけでなく、職制の長や経営層なども参加して、それぞれの立場からチェックするのが理想だ。役者である、担当者は、画面や帳票のスケッチを見ながら、業務フローに沿って実際のプロセスを追ってみるときに、想像力を働かせてあたかも実際に画面を操作しているように振舞うことが重要である。単にスケッチをスケッチとしてだけ見ているのでは、問題を発見する事が難しい。実際に使用する場合に想定される問題を、いくつか発見できないようであれば、それは、まだ対象の画面や帳票、業務プロセスを関連付けて良く理解していない可能性がある。
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