改善

五輪書

小手先のデジタル活用を積上げても、変革「DX」には至らない

秋猴(しゅうこう)の身とは、手を出さぬという気持ち。敵へ身を寄せていく時、少しも手を出す心無く、敵が打つ前に、身体を早く入れてしまうこと、何事においても小手先はだめ。小手先のデジタル活用を積上げても、身を入れて抜本的な取り組みが無いと変革「DX」には至らない。
三十六計

大きな課題には小さな改善を連鎖的に講じて大きな成果につなげること

取り組みべき課題が大きすぎて明らかに劣勢の場合は、正攻法で攻めるのではなく、小さな作戦を次々と連鎖させて大きな勝利を得るほうが得策である。つまり、一発のホームラン、一発の右ストレートを狙うのではなく、ヒットの連続、ジャブの連続で勝つ作戦「アジャイル」
兵法

仕事ができる人は、普通の人が気がつかないような細かいところに着眼し、そして、大げさにせずに事を成し遂げる

強い人、技を持つ人、仕事を改善できる人というのは、やはり、眼の付け所が普通の人とは少し違う。優れているのは、普通の人が気がつかないような細かいところに着眼し、大げさにせずに事を成し遂げる。誰にでも分かるような勝ち方をしたところで、褒められたところではない。
三十六計

遠い将来のDXも経営改革も、身近な現場の改善から攻めてみる

DXだ、経営改革だと遠大なことばかりを言っても、結局、うまくいかないものです。それよりは、まず身近なところから、2S(整理整頓)にしっかり取り組みましょうというのも一つです。2Sと言えども立派な経営戦略につながります。例えば、在庫の整理整頓で業績回復したケースもあります。
三十六計

コツコツと小利を積み重ねて、大利を得る作戦

スピード重視の時代、システムを大きく一気に変えてしまいたいという気持ちもわかります。しかし、それには大きなリスクも伴います。あせらず、小さな変化を起こしコツコツと小利を積み重ねながら、最終的に大きくシステムを変えて大利を得る作戦。