兵法

五輪書

潜在的ニーズを顕在化する方法は?

改善活動やシステム要件定義において、インタビューなどでなかなか本音を言わずに真のニーズが隠れている場合、相手の意図や問題が隠れてしまっていては、どんなに見極めようと目を凝らしても見えてこないもの。そこで、揺さぶりをかけてみることで潜在的ニーズを顕在化させる。
五輪書

煮詰まったら思い切って手段を変えてみる

考えが煮詰まって、進退極まった状態に陥った時には、潔く、指向を変えてみるのが良い。それまでの考えにとらわれず、潔く頭を切り替える柔軟性が必要になる。それが難しいときは、いったい何に拘っているのか冷静に客観視してみることだ。目的達成を第一に考えれば、手段や信条に拘るのは意味がない。
孫子

智者の思慮は、必ず利と害との両面をつき混ぜて洞察する。

物事は利害、表裏、光と影、2面性を持っている。そのことを忘れずに常に両面から考察できるのが知恵者。変革による害は何か、害を被る人は誰か、例外事象は何か等を事前に考慮した要件定義や設計ができる人が賢者。そのために有効な手段がドキュメントレビューと危険予知。
五輪書

相手の身に成り代って考えてみるということ

利害関係者を理解するために相手の立場に立って考えるというのは、相手の身に成り代って考えてみるということ。単に相手の立場になったつもりではなく、真に相手の身になり替わって考えるには、具体的にリアルなイメージを描くことが必要だ。
孫子

ダイナミックな変化へのリスクに対応せよ!

ダイナミックな変化のリスクに精通したリーダは、要員の用い方を知るものである。そうでないリーダは、計画が分かっていても、実行において成功することはできない。要員を統治して変更管理やリスク管理を知らない者は、失敗パターンが分かっていても要員を用いることはできない。
五輪書

バランスを崩したときは、変革の好機

バランスを崩したタイミングを捉えて一気に行動を起こせば成功する場合がある。何か変化を起こそうと思うときには、崩れたところを狙うのが良い。企業改革なども崩れた時を狙って、すかさず追い討ちをかけるように一気に強烈に行うことで成功している企業が少なくない。
孫子

「やらないほうが良い」ことは、回避してやらないほうが良い

道には通ってはならない道がある。敵軍には攻撃してはならない敵軍がある。城には攻めてはならない城がある。土地には争ってはならない土地がある。君命には受けてはならない君命がある。このように「やらないほうが良い」ことは、回避してやらないほうが良い。
孫子

戦において避けるべき九原則(九変)

戦いの原則9つ。これらの原則に疎いと負けるリスクが高くなる。例えば、高い陵にいる敵に向かっていくな、丘を背にした敵を迎え撃つな、険しい地に留まるな、偽わりの退却を追いかけるな、鋭気がみなぎる敵には攻めるな、餌として囮になっている敵に食いつくなetc.
五輪書

心技体の総合力を持って、はじめて課題を制圧できる

課題に振り回されないようにする必要がある。課題に振り回されるとは、ひとつ課題を解決したら次の課題、そしてまた次というように「もぐらたたき」状態である。課題に対して受け身で構えるのではなく、心技体の総合力をもって一気に制圧することだ。
孫子

組織の気力、心、能力、柔軟性を制する

組織の気力、心、能力、柔軟性を制するには、徹底したリスク回避策をとる。鋭気がある朝を避け、気力の衰えた夕を攻撃する。相手の混乱を待ち、相手の騒動を待つ。相手が遠くから来るのを待ち、疲労を待ち、飢えを待つ。正々とした旗に挑むことなく、堂々とした陣は攻撃しない。