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要員は我が子のように良く面倒を視なさい!

孫子

部下やプロジェクト要員とどのように接するべきでしょうか。

孫子は、我が子のように良く面倒を視なさい、
しかし、溺愛はダメだと言います。
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孫子の兵法 地形篇 その4 卒を視ること嬰児の如し
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卒を視ること嬰児の如し、故にこれと深谿に赴むくベし。
 卒を視ること愛子の如し、故にこれと倶に死すべし。

 厚くして使うこと能わず、愛して令すること能わず、
 乱れて治むること能わざれば、譬えば驕子の若く、
 用うベからざるなり
。」


 兵を赤子のように面倒を視ると、共に深い谷底にも行ける。
 兵を愛子のように面倒を視ると、共に死すこともできる。

 温情厚くして使うことができず、愛して命令することもできず
 乱れても治めることができないなら、
 例えば、驕った子供のようで、用いるべきではない。



 配下やプロジェクト要員とどのように接するべきでしょうか。

 孫子は、我が子のように良く面倒を視なさい、
 しかし、溺愛はダメだと言います。

 西洋では、「サーバントリーダーシップ」が近い概念でしょうか。
  
 組織運営において信頼関係を築くことは大切で、
 しかも、それは組織として統制が取れていること。

 どのような困難にも立ち向かい、命運を共にできるような信頼関係
 がありながら、きちんと指揮命令ができている状態。

 これは実際には、なかなか難しいことです。
 我が子でさえ、深い谷底に行ったり命運を共にしてくれるかどうか。



 私は、以前に乗馬をやっていたことがあるのですが、
 これと同じようなことを学びました。


 馬を意のままにコントロールするには、まず、
 馬との信頼関係を築くことが必要です。

 そのためには、馬とのコミュニケーションする道具である
 手綱さばきと体のバランスがポイントです。

 始めのころは、手綱を強く引っ張り過ぎたり、
 体のバランスを崩して馬を嫌がらせたり、
 逆に緩めすぎて馬の好き勝手にさせてしまったり。

 この状態では、馬は乗り手を信頼せず振り落とすこともあります。


 しかし、ある程度の経験をつむと、手綱の加減が分かってきます。
 また、体のバランスが良くなり乗り手も馬も楽になってきます。


 馬が嫌がらないように、体のバランスを取り(馬の動きに合わせ)、
 常に口に軽く圧力がかかるように手綱をピンと張っておきます。

 そして、進行方向を変えたいときなど意思を伝えるときだけ
 体重移動して、少し手綱を動かします。

 それも、動かしたい方向に強く引っ張るのではなく、
 動かしたい方の手綱を開いて”誘導”するのです。

 また、障害飛越など難度の高いことに挑戦し、
 成功した時はしっかりと褒めます。

 この時も、ムリヤリ障害に向かわせるのではなく、
 乗り手が”いくぞ!”という気持ちを体と手綱から
 馬に伝えて、モチベーションアップを図ります。

 障害を飛んでいるときは、完全に馬を信頼して任せます。
 乗り手はじっとして馬に負担をかけないようにします。


 馬も我がまま勝手なことをすることがあります。
 その時には、兆候を見極めて早めに手綱を強めて
 動きを抑制し、治まったらすぐに緩めます。

 このように馬をコントロールすることは、
 力ずくでコントロールすることではなく


 ”乗り手”側が馬に信頼してもらえるような
 ”コントロールの仕方を学ぶ”ということになります。


 なにしろ、馬は体重500Kgもある意思を持った動物です。
 人間の力で、どうにかなるものではありません。

 特に、我がまま勝手や暴走の兆候を見逃し、
 エスカレートさせてしまった時は、
 どうしようもなくなってしまいます。

 初心者は、普段、手綱を強く握り締めている割に、
 こういった兆候を見逃してしまうのは、
 馬との会話がうまくできていないこともあります。

 ”馬に乗るには、馬に聞け”ということわざがあります。



 組織も同じように、大きくなるほどリーダ・一人が力ずくで
 動かせるものではありません。恐怖政治は、いずれ破綻します。

 馬なら、確実に暴走し落馬させられます。

 組織をコントロールするには、バランス感覚と手綱捌きを覚え、
 組織を良く視て、組織に良く聞く必要があります。

 コントロールせず、よく面倒を視る
 コントロールしていないようで、している状態
 力で引っ張るのでなく、誘導するコントロール
 兆候を見逃さず、早め舵取り



 では、情報システムやソフトウェアはどうでしょう。
 ちょっとしたソフトウェアは、数十万行のコードからなります。

 そのようなものを、リーダ・一人が力でコントロールするのは困難です。

 同じように、コントロールの仕方学ばなければなりません
 その枠組みが、プロジェクト管理の基本(PMBOK)などです。

 特にドキュメント・レビューは、ドキュメントを良く視て、
 ドキュメントに聞くことで、危険な兆候を把握して、
 適切なコントロール(手綱さばき)をするために必須です。

 
 このように、なにかをコントロールするには、
 それなりのやり方を学ぶ必要があり、
 なにもなしで、思いと力だけでコントロールしようとすることは
 ”無謀”というものです。

 そのような人は、馬にけられるか、組織にそっぽを向かれるか、
 デスマーチしかありません。


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