企業システム戦略

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◆要件の妥当性を検証するには?

情報処理をITでスピードアップすると、Whenが変わり、それが顧客満足や競争力強化に繋がる、本当にそうだろうか。それで、本当に儲かるのか、ここを5回の「なぜ」を繰り返して、シナリオの因果関係を検証する必要がある。
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◆情報処理の基本とは?

情報処理の基本は5W2H。5W2Hとは、Who、When、Where、What、Why、How,How Muchのことである。システムに対する要件は、これで全て記述することができる。何故なら、「ITの本質」で述べたように、情報処理は「読み・書き・そろばん」だから。
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◆開発体制におけるキーマンの役割は?

システムを最小の投資で構築し、素早く投資回収するためには、プロジェクトチームのメンバとして、対象業務及び組織のキーマンを参画させることは必須である。キーマンとは、単に実務に詳しいだけでなく、その組織の中での発言力が強く、リーダシップを発揮できる人物である。
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システム導入等で自社に合うコンサルタントを探して、上手につき合うには

システム導入等でプロジェクトのメンバにコンサルタントを参加させるべきか。また、参加させるとしたら、自社に合うコンサルタントをどのように探し、上手につき合うにはどうすべきなのか。ポイントは主体性を持つこと。会社やブランドだけで判断し、何から何まで頼り切ってしまわないこと。
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◆目的を達成するために必要なものは?

現代の複雑で、スピードの速い経営環境では、ビジョンが明確になったとしても、そこへどうやって到達すれば良いのかが分からない。ビジョンを達成するための新しい仕事のやり方を設計するために、その根幹となる考え方として、何らかの方法論が必要になる。
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◆プロジェクトの目的を周知するには?

ビジョンを、プロジェクトメンバや内外の関係者で、共有し続けることが重要である。ビジョンを検討したメンバや一部のメンバだけが、ビジョンを理解しているだけでは、プロジェクトが迷走するリスクは大きい。
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◆プロジェクトの目的を明確化するには?

目的地を決めずに、フラリと出かける気楽な旅行は楽しいものであれが、システム構築においては、絶対にやってはならない。ところが、意外にこのようにプロジェクトをなんとなく、世情に流されて始めてしまい、途中で迷走しているプロジェクトが少なくない。
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◆システムを長期的に活用するためのポイントは?

「守・破・離」のステップを踏んで、段階的にシステムを強化していけば、着実にシステムを強化することができる。最小の投資で、基本的なところから始め、成果を評価しつつ、段階的にシステムを強化していけば、結果として、ムダな投資を防ぎ、その効果を最大化できる。
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◆システムの投資回収を早くする開発方法とは?

優先順位をつけた各案件を、どのように開発していくのが効率的であるか。マルチタスクで開発するより、シングルタスクとして短期開発した方が、同じ投資をするにしても、効果を早く順次獲得でき効率が良い。
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◆システムの投資対効果を最大化するには?

ここでは最小の投資で、最大の効果を生むシステムを具体的な戦略・計画に落とし込むための優先順位付けについて、少し実務的な話をしよう。最小の投資で、最大の効果というのは、いわゆるROI(投資利益率:利益÷投資×100%)として数値化する。