2022-05

企業システム戦略

◆プロジェクトの目的を周知するには?

ビジョンを、プロジェクトメンバや内外の関係者で、共有し続けることが重要である。ビジョンを検討したメンバや一部のメンバだけが、ビジョンを理解しているだけでは、プロジェクトが迷走するリスクは大きい。
企業システム戦略

◆プロジェクトの目的を明確化するには?

目的地を決めずに、フラリと出かける気楽な旅行は楽しいものであれが、システム構築においては、絶対にやってはならない。ところが、意外にこのようにプロジェクトをなんとなく、世情に流されて始めてしまい、途中で迷走しているプロジェクトが少なくない。
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◆システムを長期的に活用するためのポイントは?

「守・破・離」のステップを踏んで、段階的にシステムを強化していけば、着実にシステムを強化することができる。最小の投資で、基本的なところから始め、成果を評価しつつ、段階的にシステムを強化していけば、結果として、ムダな投資を防ぎ、その効果を最大化できる。
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◆システムの投資回収を早くする開発方法とは?

優先順位をつけた各案件を、どのように開発していくのが効率的であるか。マルチタスクで開発するより、シングルタスクとして短期開発した方が、同じ投資をするにしても、効果を早く順次獲得でき効率が良い。
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◆システムの投資対効果を最大化するには?

ここでは最小の投資で、最大の効果を生むシステムを具体的な戦略・計画に落とし込むための優先順位付けについて、少し実務的な話をしよう。最小の投資で、最大の効果というのは、いわゆるROI(投資利益率:利益÷投資×100%)として数値化する。
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◆システムの投資対効果を正しく評価するには?

IT投資効果を定量的にチェックできる企業は、4%程度だそうだ。導入しても評価されない個別システムが増えているらしい。その為、ITガバナンス(ITを適正に導入・運営する仕組み)を確立するための評価指標が求められている。
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◆システムの投資対効果は利益だけか?

不況の影響もあり、IT投資に対して消極的な企業が多いと聞く。確かに、システムによる成果として、はっきり利益金額として得られるケースは少ない。
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◆システムを業務に組み込み、確実に使いこなすには?

大規模な投資をして、最新のITを導入したにもかかわらず、運用段階で十分に使いこなせず、当初の計画どうりの効果をあげられないケースがある。
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◆SCM成功のポイントとなる日本文化とは?

SCM(サプライチェンマネジメント)は、欧米の経営手法として紹介され、導入している企業もあるが、在庫削減と納期短縮の相反する課題の両立を考えるとき、夏目漱石が、「草枕」の冒頭で述べている言葉を思わずにはいられない。
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◆情報共有を阻害する日本文化とは?

情報共有の一般的手順は以下である。日本文化から、その普及・定着化を考えてみた。 一.伝えたいこと、言いたいことをまとめる。 二.それを記録する(=書く)。 三.しかるべき人に伝える。 四.集団での活用に向けて共有する。