企業システム戦略研究会

兵法

会社の全員が経営とITを知るならば、DXの推進を危なげなく行える

DXの推進に必要なのは経営とITが両方分かる人材。多くの企業で大幅に不足しているという。いまだに、ITを知らない経営者と経営を知らないIT人材。会社の全員が経営とITを知るならば、DXの推進を危なげなく行えるだろう。それはコンピュータ教育が義務教育化された世代が社会に出てくるまで待たなければいけないのだろうか。
三十六計

システム内部の変更を安全に行うは、ユーザから分からないように密かに行うべし!

システム内部のちょっとした変更が、全てユーザに影響が及ぶようでは混乱を免れない。表向きには何も変わったように見せて、その裏で密かにシステム内部の変更を実施するほうが混乱が少なく安全に行える。そのためにはユーザーインターフェースと内部処理を疎結合にするアーキテクチャを採用すると良い。
DX

物流システムの崩壊は起きるのか?

ドライバーの高齢化や人手不足で近い将来に物流システムが崩壊すると囁かれている。本当に崩壊するかどうかはわからない。しかし、物資や人を遠方に運ぶという行為自体、コストやリスクが高いもの。物理的な移動は必要最小限にして、現地調達やデジタル化で対応する必要がある。
三十六計

あえて情報を錯綜させ混乱を起こし、その隙に乗じて目的を達成する

人間のコミュニケーション・システムは脆弱なもの。ノイズによって、アウトプットが大きく左右される。いろいろな情報が錯綜すれば、何が真実か分からなくなり、行動を躊躇したり、逆に、促進したりする。そこを突いて、望む方向に相手を動かし目的を達成する。
兵法

戦いに勝つために、知っておくべきポイントが5つある

戦いに勝つために、知っておくべきポイントが5つある。1.戦うべき時と戦べきでない時を知る。2.組織の大小規模に応じた運用を知る。3.組織のベクトルを合わせる。4.周到な準備をして相手の不備を待つ。5.現場リーダが有能でトップが干渉しない。
五輪書

変化に柔軟に適応するには、まっすぐでバランスの良い姿勢(体制)から

様々な変化に柔軟に適応するには、まっすぐでバランスの良い姿勢を保つ必要がある。バランスが崩れ左右どちらかに重心が傾けば、反応が遅れたり、けがをしたりする。また、偏った方に気が撮られ平常心を失う事にもなる。常の身を戦いの身とし、戦いの身を常の身とすること肝要である。
兵法

強い会社のシステムはトップと現場リーダの関係がうまくいっている

トップが示す大義名分やビジョンを現場リーダがしっかり理解し、コミュニケーションがよくとれている組織は、古今東西問わずシステムに長けている。逆にトップと現場リーダのコミュニケーションが不足している組織は、トップの意思が組織に浸透しておらず動きがバラバラで、システムを導入してもビジョンを達成するのは難しい。
セキュリティ

大企業に必ず生じる統制の隙、不正検知システムが必要に

これだけ内部統制やコンプライアンスが言われ社内教育も盛んに行われているにもかかわらず大企業の不祥事はなくならない。 組織が大きくなればなるほど、どうしても目が届かない隙が必ず生じてしまう。気が付いた時には時すでに遅し。防止には「不正検知システム」が必要になる。
DX

DXサミット、生成AIのルールと規制

AIなど新たな技術を適切に利用するため 5つの原則を設けることで合意した。G7はAIのあらゆる運用が規制対象となると利活用が 進まなくなるためとしている。規制が強すぎれば利活用が進まない、規制が弱すぎれば制御が難しくなる。このバランスを国際的に足並みをそろえ拍子を合わせて進めることが重要である。
三十六計

根本的に問題を解決したいなら、その真因を探してつぶすこと!デジタル化はそれから

釜の水を沸かせるのは薪の火力であり、燃料の薪を引き抜いてしまえば、沸騰は止まる。つまり、根本的に問題を解決したいなら、その真因を探してつぶすこと!システム化はそれから。「システム化されてないからシステム化する」ような安易な発想では真の成果は得られない。