企業システム戦略

◆システムを長期的に活用するためのポイントは?

「守・破・離」のステップを踏んで、段階的にシステムを強化していけば、着実にシステムを強化することができる。最小の投資で、基本的なところから始め、成果を評価しつつ、段階的にシステムを強化していけば、結果として、ムダな投資を防ぎ、その効果を最大化できる。
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◆システムの投資回収を早くする開発方法とは?

優先順位をつけた各案件を、どのように開発していくのが効率的であるか。マルチタスクで開発するより、シングルタスクとして短期開発した方が、同じ投資をするにしても、効果を早く順次獲得でき効率が良い。
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◆システムの投資対効果を最大化するには?

ここでは最小の投資で、最大の効果を生むシステムを具体的な戦略・計画に落とし込むための優先順位付けについて、少し実務的な話をしよう。最小の投資で、最大の効果というのは、いわゆるROI(投資利益率:利益÷投資×100%)として数値化する。
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◆システムの投資対効果を正しく評価するには?

IT投資効果を定量的にチェックできる企業は、4%程度だそうだ。導入しても評価されない個別システムが増えているらしい。その為、ITガバナンス(ITを適正に導入・運営する仕組み)を確立するための評価指標が求められている。
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◆システムの投資対効果は利益だけか?

不況の影響もあり、IT投資に対して消極的な企業が多いと聞く。確かに、システムによる成果として、はっきり利益金額として得られるケースは少ない。
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◆システムを業務に組み込み、確実に使いこなすには?

大規模な投資をして、最新のITを導入したにもかかわらず、運用段階で十分に使いこなせず、当初の計画どうりの効果をあげられないケースがある。
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◆SCM成功のポイントとなる日本文化とは?

SCM(サプライチェンマネジメント)は、欧米の経営手法として紹介され、導入している企業もあるが、在庫削減と納期短縮の相反する課題の両立を考えるとき、夏目漱石が、「草枕」の冒頭で述べている言葉を思わずにはいられない。
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◆情報共有を阻害する日本文化とは?

情報共有の一般的手順は以下である。日本文化から、その普及・定着化を考えてみた。 一.伝えたいこと、言いたいことをまとめる。 二.それを記録する(=書く)。 三.しかるべき人に伝える。 四.集団での活用に向けて共有する。
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◆ナレッジマネジメントで効果をあげるには?

社員のもつ、さまざまなノウハウを共有化し、新しい製品開発や売上増加などに結びつける経営手法として、ナレッジマネジメントが世に出てから久しい。私は、ナレッジマネジメントを否定するつもりはないが。。。
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◆「レガシ・システム」を再構築する時の注意事項は?

既存の業務システムを「レガシ・システム」と称して、過去のしがらみに縛られた古いシステムであり、早急に最新のIT技術を導入したり、ERPパッケージで置き換えたりしないと会社の経営が危うくなるなどと危機感を煽っている。いわゆる2025年の崖だ。