孫子

兵法

奇襲戦法と正攻法を変化自在に使い分けるのが上手

相手の出方や状況変化に応えて、時には奇襲戦法で、時には正攻法でと変化自在に使い分けることが上手ということ。どんな時も真正面から正攻法で突破するのが美学とする考え方ではない。そうすれば、奇正を使い分け付加価値を生み出すための企業システム(経営とITの融合体)が構築・運営できる。
兵法

大組織を俊敏に動かすためには指揮命令系統の整備が重要

大軍を戦闘させること、少人数を戦闘させるかのようであるのは、指令の設備(形名)がそのようになっているのである。「形名」とは、情報伝達手段、あるいは指揮命令系統のこと。システム=組織が、一糸乱れぬ動きをするには、 情報伝達がスムーズでなくてはならない。
兵法

【重要!】大組織の統制では、適切な粒度の組織編制とインターフェース設計がポイント 

大組織を勢いに乗せるには、まるで少人数であるかのように意のままに統制する必要が ある。そのためには組織編成が適切な粒度で分割されていること。そして情報伝達網がしっかりとして、相互コミュニケーションが十分にとれるようインターフェース設計が重要。
兵法

成功するプロジェクトに勢いがあるのは、体制をしっかり整えているから

孫子が言うには、 勝者が兵を戦わせるさまが、満々と蓄えた水を千尋の谷に切って落とすような勢いがあるのは、軍形を整えているからだ。同じように成功するプロジェクトもしっかりと体制を整えているからだ。どのようなプロジェクトにしても、成否は準備段階で、ほぼ決まっている。逆に、敗者は十分な準備もせず、体勢が整っていないうちに動き始めて、その後で必死にもがく。
兵法

勝てる戦略を策定するには、合理的に考えるべき順序がある

勝てる戦略とは合理的に考えられている。ゆえに勝者はムリなく勝つことができる。例えば、戦地(市場や商圏)は、広さや距離に影響を生じ、広さや距離は、資源に影響を生じ、資源は、兵の数に影響を生じ、兵の数は、戦力に影響を生じ、戦略は、勝敗に影響を生じる。
孫子

勝者は勝ち方を誤らないので必ず勝つ。故に、まず勝てる体勢を整えた後に戦いを始める。

勝者というのは、自らの体制を整え、勝てるかどうかを徹底的に評価し、確信を持った上で、戦いに望むものだ。それに比べ、敗者というのは、十分な準備もなく、とりあえず戦いを始めてしまい、その後で、勝とうともがく。昨今流行のアジャイルにおいても、しっかりと体制を整えてから進める必要がある。
兵法

優秀なプロジェクトマネージャは、一見簡単に成功をつかむので目立たないものである

優秀なプロジェクトマネージャは、しっかりとした計画を立て、リスクマネジメントにも長けているので、大きなトラブルもなく、一見簡単に成功をつかむように見えるので目立たないものである。逆に計画が不十分で、リスクマネジメントに疎く、大きなトラブルを起こしたプロジェクトが称賛されたりする。いわゆる判官贔屓やプロジェクトXである。
兵法

仕事ができる人は、普通の人が気がつかないような細かいところに着眼し、そして、大げさにせずに事を成し遂げる

強い人、技を持つ人、仕事を改善できる人というのは、やはり、眼の付け所が普通の人とは少し違う。優れているのは、普通の人が気がつかないような細かいところに着眼し、大げさにせずに事を成し遂げる。誰にでも分かるような勝ち方をしたところで、褒められたところではない。
兵法

システムで自動化する前に、まず業務プロセスを整備して固めること

システムで自動化する前に、まず、業務プロセスを整備して固めること。業務プロセスがしっかりと固まらない状態で、システム化して自動化を図っても想定したような結果にならないことが多い。例えば、曖昧なルールや曖昧なプロセス、そして無駄なプロセスなどが散在していると自動化は成功しない。
兵法

システム整備の順番は、まず社内プロセスを固めるところから着手するとよい

システムを整備する順番は、まず社内プロセスを固めるところから着手するとよい。社内プロセスの守備形のシステムは、自社でコントルールしやすく、成果を確実に得ることができる。その次に売上アップなど攻撃形のシステムを整備する。攻撃形のシステムは、市場や顧客に左右されることもあり、勝つために待つ必要もある。