DXが成功するか不安ですか？

2022.11.022023.04.09

　世の中はDXだ、変革だとさかんに言うけど、

　成功するかどうかよくわからない。

　そんなリスクをとってまで
　やる必要性があるのだろうか。

　いやいや、それでは生き残れないかもしれない。

　それも大きなリスク。。。

　コンサルやITベンダにお任せすれば
　成功するとも限らないし。

　これまでのIT投資だって、
　成功したと自信をもって言えるわけではない。

　いったい、DXを今、やるべきか否か

　こんな不安を感じていませんか。

　孫子は言います。

　「勝算があるなら勝てる」と

　しかし、

　「勝算が少ないなら勝てない」

　「まして、勝算が無いのは論外」と

　漠然と成功するかどうか不安を抱えている
　だけでは、先へ進めません。

　今は、不確実性の時代

　何が起きるか先のことが読みにくい時代

　だからこそ、孫子の言う「勝算」を
　見極める必要があります。

　そのためには、情報収集が必要です。

　社内外の情報収集と分析評価

　経営資源の人・もの・金

　強み・弱み・機会・脅威

　五事（道、天、地、将、法）

　その結果、勝てそうかどうか

　勝てそうにない、成功がむずかしそう

　そう感じるなら、

　「勝算」が得られるまで少し待つべきかもしれません。

　これなら成功できそう！

　そう感じる分野、スコープから小さく着手です。

　「勝算」が少ないと

　失敗の可能性は高くなります。

　それでもあえて挑戦してみるのも
　悪くはないでしょう。

　失敗から学ぶことも少なくなく、

　次に「勝算」を得るための
　糧になることもあります。

　ただ、「勝算」が全く無いにもかかわらず、

　あるいは、計算（分析評価）もせずに

　”ノリ”だけでDXに挑むのはお勧めしません。

　そのような場合、ほぼ失敗します。
　そして、失敗から得るものも少ないです。

　徒労に終わったあげく、

　「なんだ、DXなんてやってもしょうがない」

　となるのが最も危険です。

　━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
　孫子の兵法　始計篇　その１０　算多きは勝ち
　━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

　「算多きは勝ち、
　　　
　　　算少なきは勝たず。

　　　　　いわんや算無きに於てをや」