五輪書

五輪書

いざという時、持てる能力は全て役立てたいもの

二兎を追うものは一兎も得ずの常識を覆した 二刀流。持てる武器は全部使いたいという 宮本武蔵 と 大谷翔平 選手には共通点を感じます。企業システムには、人もの金を中心にいろいろな経営資源、リソース(能力)があります。せっかく持てるそれらのリソースを、いざという時、状況変化や事業領域などに応じて余すことなく役立たせることが重要です。その為には、日ごろから実践的に使いこなせるように 修練しておく必要があります。
レガシシステム

システムのレガシ化を繰り返すな!

DX推進の足かせとしてレガシシステムが厄介者扱いされています。昨今、基幹システム再構築の声もちらほら聞こえてきます。システムのレガシ化を繰り返さないためには、構造やアーキテクチャを意識し、システムの「状態を最善に維持する」ための保守技術の伝承が重要です。
五輪書

道を究めるために大事な5つのこと

宮本武蔵は兵法の道を究めるために大事なことを5巻(地の巻、水の巻、火の巻、風の巻、空の巻)にまとめた「五輪書」を著しました。三百年以上も前に書かれた兵法に関する本ですが、道を究めるために大事なこととして普遍的なところがあり、経営や人生の指南書として愛読されています。もちろん、企業システム戦略を究めるにも役立ちます。
五輪書

良い仕事、良いシステムを確保するための心得を大工に例えてみると

良い仕事、良いシステム、業務品質を確保するには、どのようなことを心得ておけばよいでしょう。それを大工さんの仕事に例えて著したのがこの節です。武蔵は、最後に帳尻合わせだけするような仕事のやり方ではなく、本質的にまっすぐであることインターフェースをしっかりとることを心得ると良いと言います。
五輪書

よく切れる道具を持ち、ひまをみてこれを砥ぐこと

その道のプロは、よく切れる道具を持ち、ひまをみてこれを砥いています。そして、道具を巧みに使いこなして様々なものを創り出します。システムにおいても同様、よく切れる道具(デジタルやIT)を持ち、保守整備(メンテナンス)をしっかり行い、使いこなしてこそ成果につながります。
五輪書

プロジェクトマネジャーが要員管理で心がけるべきことを大工の統領に例えると

プロジェクトマネジャーが要員管理で心がけるべきことを大工の統領に例えると、生産性の高いチームを作れるには個々人の力量を知り、仕事内容に応じて使い分けること。そしてチームに良い仕事をしてもらうには、何事も気をゆるめず大切なところを知ること、個々人の気力を見きわめチームに勢いをつけるということ、そして無理を心得ることが大切である。
DX

必携!変革を行う法則

いまや企業の変革は待ったなし、変わらずして生き残る道はないだろう。規模を問わず様々な業種業態でDXへの取り組みが進んでいる。しかし、その取り組みの姿は実に様々だ。とりわき人材育成に力を入れる企業も少なくない。組織を変革する人材は求道者のごとく厳しいものだ。そこには先人の知恵、法則がある。
五輪書

道(ビジョンや戦略)を追求するときの心構え

道を追求するときの心構えを宮本武蔵は「五輪書 地之巻 道を行う法則」に記しています。広い視野にたって真実を見極め、この法を学べば、一人でも二十、三十人でも負けない。鍛錬を重ねれば、心身共に勝り負けるわけがないと。そして、これは集団でも同じである。
五輪書

リスキリングを血肉とし結果をだすための取り組み姿勢

企業システムの開発や運用には様々なスキルが必要です。DXでは全社員をデジタル人材にするためにリスキリングを経営施策としている企業もあります。しかし、付け刃のようなスキルでは生兵法は大けがの元。学んだスキルを血肉とし、結果をだすための取り組み姿勢とはどのようなものかわかりますか?その答えを、宮本武蔵は「五輪書 水之巻 後書き」に記しています。
五輪書

突然、重大トラブルなどが起きた時の心構えは?

企業システムの開発や運用にはトラブルがつきもの。もしも突然、重大トラブルなどが起きた時、落ち着いて対処できますか?慌てふためいてパニックを起こしたりすると二次災害を引き起こしかねません。そんな時の心構えを宮本武蔵は「五輪書 水之巻 心持の事」に記しています。