兵法

孫子

形(体制やアーキテクチャ)を極めれば、無形(形にはまらないこと)に至る

どのような形(体制やアーキテクチャ)が良いかを日々考えて試行錯誤した結果、最終的に極めてしまえば無形、すなわち「形にはまらないこと」ということになる。どんなに理想的な形であっても、その形にはまらず適時、柔軟に形を変えて対応することが重要である。
五輪書

弛まぬ努力で真理を会得すれば、如何なる状況でも勝てる

真理を会得するには、一歩一歩着実に基本から。絶えず心にかけて、急ぐ気持ちにならず、”千里の道も一歩ずつ”焦らず気長にかまえて、”今日は昨日の我に勝ち”と思い脇道へ逸れないようにする。真実の道に背かず、如何なる状況へも対応できるようにする。千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を練とする。
孫子

組織力発揮にはプロジェクト内外のどこで、いつ、何が起きているのかを掌握することが重要

戦いの場所を知り、戦いの日を知るならば、遠方でも戦うべきである。戦いの場所や戦いの日を知らなければ、大群でも組織力を活かすことができない。故にプロジェクト管理で組織力を発揮するには、どこで、いつ、何が起きているのかを掌握することが重要である
五輪書

まず一つのやり方の極意を会得して確実にものにするために鍛錬すること

世の中には様々なソリューションややり方(方法論)があふれている。まずは、その中の一つのやり方の「極意」を会得してものにするには、よく学び、よく鍛錬し、よくよく稽古する必要がある。一つのやり方を確実にものにすれば、他のやり方にも応用が利くようになる。
孫子

課題の全てに一度に備えようとせず、分割して集中せよ!

様々な課題に対して、その全てに一度に備えようとすれば、注意力が散漫になり力が分散されてしまう。結果的に、課題に振り回されて何一つ解決できない状況になる。むしろ、課題を小さく分割して、一つの課題に集中することで大きな力となる。一つの課題に全員で立ち向かえば解決も早い。
五輪書

システムの核となるコンセプトは象徴的な言葉で後世まで伝えよ!

システムは時々刻々と変化し、利用者も変わってゆく。むしろ、環境変化に合わせて変わってゆかなければならない。しかし、核となるコンセプトは象徴的な言葉にして後世まで伝わるようにしなければならない。時間経過とともにコンセプトを見失えば、そのシステムの正しい運用が難しくなる。
孫子

戦わずして勝つ!極意は虚を突き、ガチンコ勝負しないこと

戦わずして勝つ!極意は虚を突き、ガチンコ勝負しないこと。思いもよらない所を進み、撤退は速やかに。相手が戦わざるをえないような、救援すべき所を攻める。人とは違う道を歩めば、戦う必要もなくなる。問題を問題と考えなければ。問題解決する必要もない。
五輪書

同時に複数の問題が発生した時は、問題を直列化して、ひとつずつ順番に片付ける

一人で多勢と戦う時、敵が四方からかかって来ても、一方へ追廻すような心持で敵をひとへに”魚つなぎ”にして、追いなす気持ちで切り崩す。これと同様、同時に複数の問題が発生した時は、問題を直列化し最も早く影響が出てくる問題に焦点を絞って取り組み、次、次と一つずつ問題を粉砕していく。
孫子

危険予知でリスクを回避すれば、千里の道を進んでも労しない

千里の道を進んでも労しないのは、無人の地を行くからである。情報収集により、危険予知をしてリスクを回避すれば、環境激化や問題に振り回されず、主導的な立場で、持続的成長、企業価値最大化が図れる。それが、無形。構えあって構えなし。
五輪書

出口の見えにくい状況に陥った時は、現状に寄せて行くのも手

課題解決でいろいろやっているにも関わらず、出口の見えにくい状況に陥った時は、現状に寄せて行くのも手である。「はりうけ」というのは、敵と打ち合う時「どたん、どたん」といった拍子になるばあい、敵の打ってくるところを、我が太刀ではり合わせて打つことである。