日本のDXは、なかなか変革が進まないという一方、
変革が本丸とばかりに、いきなり100点を取りに行って失敗するなど、変革に苦労されている企業が多いようです。
変革の進め方をどうしたものか。
例えば、いきなり大変革を示すと、誰しも警戒感を抱くものです。
この警戒感を和らげるために兵法三十六計の敵戦の計(第七計)に「無中生有」という作戦があります。
まず空(無)の小さな舟を数回出して、それを見た相手が、警戒することは無いと安心するように仕向けます。その後に、兵(有)を乗せた舟を出して、攻め込むという作戦です。
「舟」を「変革」に置き換えて、この作戦を応用してみましょう。
最初は小さな変革を実行して、ほとんど心配することは無いと利害関係者に思ってもらいます。ちょっとした手順の変更やデジタル化であれば、それほど大きく仕事が変わらず心配事は無いはずです。
心配の「無い」の小さな変革を何回か繰返し、何も心配しなくていいんだと皆が思った後に、有事の変革を実行します。
別の見たかをすれば、いきなり180度の方向転換するのではなく、10度、30度、90度…と少しずつ向きを変え最後に180度方向転換するといった感じです。
新しいシステムへの移行なども、まずは、これまでと大きく変わらない機能から使ってもらいましょう。新システムでもあまり変わらないな、それほど心配することは無さそうだと慣れてもらいましょう。
それから、徐々に大きく変わるような機能へと使い込んでいきましょう。
特に最近は、ノンカスタマイズでパッケージを導入する手法を選択するケースも増えているそうです。
そのような場合は、実際に数か月評価版などを実務担当者が触ってみて標準機能で主要な業務に大きな問題が「無い」ことを十分確認し、慣れてから「有意」なパッケージを選定しないと、
選定後にカスタマイズでなんとかすることができません。プロジェクトメンバーがデモだけで選定するのは非常に危険です。
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●企業システム戦略 兵法三十六計 敵戦の計 第七計 無中生有
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無中生有(むちゅうしょうゆう)「無中に有(ゆう)を生ず。」
まず無=虚を示して敵を欺き、その後に有=実を用いて攻める戦術。
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