企業システム戦略研究会

五輪書

リスキリングを血肉とし結果をだすための取り組み姿勢

企業システムの開発や運用には様々なスキルが必要です。DXでは全社員をデジタル人材にするためにリスキリングを経営施策としている企業もあります。しかし、付け刃のようなスキルでは生兵法は大けがの元。学んだスキルを血肉とし、結果をだすための取り組み姿勢とはどのようなものかわかりますか?その答えを、宮本武蔵は「五輪書 水之巻 後書き」に記しています。
五輪書

突然、重大トラブルなどが起きた時の心構えは?

企業システムの開発や運用にはトラブルがつきもの。もしも突然、重大トラブルなどが起きた時、落ち着いて対処できますか?慌てふためいてパニックを起こしたりすると二次災害を引き起こしかねません。そんな時の心構えを宮本武蔵は「五輪書 水之巻 心持の事」に記しています。
孫子

DXはいったいどこから手を付けたらいいのか?

IT投資やDX、次々と出てくる施策。世の中の動きに乗り遅れたり、他社に後れを取りたくはありませんね?かといって無駄な投資はしたくないのでは?では、いったいどこから手を付けたらいいのでしょうか?孫子は言う、無防備なところを攻め、不意を突くのが勝つ道だと。
DX

現場DXの壁は現場?!

現場DXの全社展開は難しい。製造業の現場は特に難しい。トップダウンで強行してもなかなかうまくはいかない。如何にその気になって動いていただくか。そのためには正攻法だけではなく、聞こえは悪いが「騙しあい」のような策も練る必要がある。
兵法

製造DXで現場をその気にさせるには?

製造DXで現場をその気にさせるには?孫子は、戦いは、所詮、騙しあいであるという。あらゆる点において、その反対のように見せかけ、相手の裏をかき、不安定な状況に陥れるのだと。問題解決に難航した時は、正面突破だけを強行せずに正反対の対策を考えてみるなどの柔軟な発想が功を奏するものです。
DX

部門長がRPA全社展開への壁!?

DXの道具としてRPAを導入している企業が増えている。一方で、初期段階に留まっており全社展開が進んでいないという調査結果もある。その一つの要因が「部門長の壁」である。部門長が現行の部門利益を優先し、RPAへの取り組みが片手間になっているのだ。経営層はしっかりと大義名分を示し、それでも違う方向に突っ走る部門長は追放も考えなければならない。それが経営層の「本気度」を示すことになる。
孫子

リーダーが違う方向に突っ走る時はどうする?

経営者やプロジェクトオーナーの大義名分と違う方向にプロジェクトリーダーが突っ走る時はどうするか。孫子はそのリーダーを追放せよと言います。しかし、本当に考え方があっていないのか、それともコミュニケーション不足で相互理解が不十分なのか。そこをしっかりと見極めなずに安易にリーダーを追放しても問題解決にはなりません。
DX

「5割がDXを外注」は危うい?

DXでは設計以降のシステム開発を5割の企業が外部委託しているという。最近、DXは内製が良いという論調もあるが、初期開発の負荷分散に外注化は有効だ。ただし、丸投げせず積極的に設計レビューなど関与し「保守性」の確保、運用保守の内製化で変化に素早く対応できるようにすることが重要だ。
孫子

計画が成功するか評価すべき7項目

プロジェクトの計画を検討・立案した後、この計画が成功するかどうか心配ですよね。孫子は、戦いに臨む時は、道・天・地・将・法についてしっかり検討しなさいと言いました。そして、勝てるかどうかは、次の7項目「主は孰れか道ある~」を評価しなさいと言います。
DX

DX人材育成は投資?いいえ経営基盤の強化です!

日本企業の開発能力費は世界的に見ても少なく、近年は低下傾向。一方で、DX人材が不足しており、DXが進まないという。能力開発への支出を人材投資と考えるからリターンを求めてしまう。DX人材を育成することが経営基盤強化であるならリターンを求めるべきではない。