ソフトウェア

“技術力を活かすための”業務知識がシステムエンジニアに必要なわけ

システムエンジニアには技術力を活かすための業務知識が必要である。優秀なベテランのシステムエンジニアでも業務知識が不足していたために性能を改善することができなかった。例え、業務知識があってもシステムズエンジニアリングに活かせなければ宝の持ち腐れになる。
三十六計

窮地に追い込まれときの奇策が「苦肉計」自虐的態度で信用を勝ち取れ!

窮地に追い込まれ敗戦が色濃くなってきたときの奇策が「苦肉計」。 ”人間というものは自分を傷つけることはない”、と思い込む心理を利用する。この計略を成功させるには自然の流れの中で刑罰を受けるように仕向けることである。
五輪書

真に強力なシステムは環境変化に即応して、個々の要素が独立して自在に動くことができる

市場や競合相手の出方に応じて、組織体制を整えてビジョンと戦略を示したら、後は個々人が自律的に動いていけるような経営を「アメーバ型」経営と言う。このようなシステムを採用している指揮者のいないオーケストラとしてオルフェウス室内管弦楽団も有名である。
兵法

情報収集・分析で虚実の駆け引きに長ずれば、容易に撃破することができる

相手の虚を、こちらは実を持って撃つので、まるで、石に卵をぶつけるように簡単に撃砕できる。「虚」とは、スキのこと。情報収集・分析をして、市場・競合・自社の「虚」「実」を見分け、虚実の駆け引きに長じることで、スキを突いた「ニッチ戦略」などが生まれる。
三十六計

部門間連携や企業間連携では、正しい情報を伝達しなければ混乱は免れない

反間計は、あえて偽の情報を流し相手を混乱に陥る策略。翻って、バリューチェーンマネジメントでの部門間連携やサプライチェーンマネジメントでの企業間連携は、どんなに立派なITツール(PLM等)があっても、正しい情報を伝達しなければ、混乱は免れない。
五輪書

市場競争で相手の戦力を無効化するのは、一つの効果的な戦術

五輪書にある「紅葉〔もみぢ〕の打ち」は、相手の戦力を無効化する一つの効果的な戦術である。直接的に相手を打つのを、商品戦略やサービスだとすれば、太刀を打つのは、生産能力や販売力などにあたる。どちらの強化を主眼とするかを意識すれば両者のバランスが図られる。
RPA

RPAの投資対効果を最大化するなら夜間自動実行がお薦め!

RPAはパソコンの操作を自動化するツールで、WebサイトやExcel、基幹システムなど人が操作して行う事務作業を記憶させて、代わりにやってくれるソフトウェアロボット。これの効果を最大化するには、夜間自動実行がお薦め!人がやっていたら数日かかる作業が一晩で完了できる。
兵法

奇襲戦法と正攻法を変化自在に使い分けるのが上手

相手の出方や状況変化に応えて、時には奇襲戦法で、時には正攻法でと変化自在に使い分けることが上手ということ。どんな時も真正面から正攻法で突破するのが美学とする考え方ではない。そうすれば、奇正を使い分け付加価値を生み出すための企業システム(経営とITの融合体)が構築・運営できる。
三十六計

窮地に立たされた時、あえて無防備を装って相手の困惑を誘って打開する

手薄なときはこれをさらに手薄にすると、相手は疑いがとめどなく湧いてくる。どうしようもなく劣勢になった時は、わざと無防備を装い、困惑をさそうという作戦。攻防戦を繰り広げている時、劣勢の瞬間、さらに無防備を見せると、一瞬、攻撃の気に迷いが生じるのが人情。
五輪書

接近戦、均衡状態を打破するには、総力を結集して一気に攻める

接近戦、均衡状態を打破するには、長引かせずに、一気にやる。販売、設計、生産が連携し、総力を結集して、一気に攻める。そのために、日頃から鍛えておく。日頃から情報共有・連携を進めて、組織間の壁を無くして風通しを良くしておくと共に、組織全体の底上げを図る。