雑記帳

DX

VUCA時代のDX人材リスクに備える!

VUCA時代はDX人材に対する人的リスクが高い。必要な質や量がコロコロ大きく変わったり、不確実であったり、複雑化したり、曖昧であったり。このリスクに備えるには、平常心が重要である。常にVUCAを意識して、特定のDX人材に偏ったり、固執しないようにすること。
雑記帳

変革するために最初は逃げ道も必要、半強制の全員参加はハイリスク

DXによる変革では一部のデジタル人材だけでなく、あらゆる業務部門の担当者全員が取り組むことを要求される全社的な活動として進められることが少なくない。しかし、最初から全方位で変革から逃げられないような状況に追い込むのは、返って強い抵抗を生むことになる。
DX

製造DX-個別受注生産の利益率向上は、できるだけ新図を起こさないこと

顧客の要求に対して、いかに新図を起こさずに対応するか。 これは個別受注生産メーカにおける大きな課題の一つだ。 新図を起こせば、設計コストだけでなく、調達コストや生産準備、製造コスト、アフターサービスなど 製品のライフサイクル全体に渡ってコス...
DX

設計変更のあるべき姿とは! PLM本来の使い方が鍵

設計者は部品の手配生産状況を把握してから設計変更を出すべきか否か。どちらも一長一短あり、どちらが正解とも言い難い。様々な設計変更に画一的なルールや組織、仕組みで対応するには限界がある。解決策としてPLM本来の使い方が鍵になる。
DX

業務プロセスの高度化において、チェック要件(ビジネスルール)こそ重要な現場ノウハウ

業務プロセスの高度化において、自社の強みや差別化になるのは現場の経験から得たノウハウではないだろうか。成功や失敗の経験から、「こうすれば上手くいく」という現場ノウハウはとても重要なものだ。この現場ノウハウは業務フローなどには表れない、チェック要件などになる。
ワークフロー

ワークフローの変更は慎重に!簡単ツールの落とし穴

いまどきのワークフローは変更を行うのがとても簡単だ。簡単だから、と出された変更要望を次々に取り込んで変更するのは最善の策とは言えない。変更が簡単にできるとしても、その目的や変更コストに見合うだけのメリットがあるかなどをしっかりと確認し、変更をしなくても運用で目的を達成できるのが最善の策である。
レガシシステム

レガシシステムの刷新に乗じて、周辺システムとの接続をシステム連携ツールで再生する

レガシシステムの刷新では、どうしても中心となる基幹システムに意識が集中しがち。しかし、古くなって死んでしまったかのような周辺システムも、レガシシステムの刷新と言う大義名分に乗じてしっかりと再生する必要がある。場合によっては再接続ではなく、周辺システムも刷新する好機になる。
DX

自動化の真の目的は、人員削減ではなく企業価値向上にあり

「自動化」というと多くの場合、効率化や人員削減が目的となっているが、顧客サービス向上など企業価値向上が真の目的であるなら、自動化によって人を削減する必要は無いはず。自動化による目先の効率化だけで人を削減してしまうと、逆に重要なものを失い、企業価値の低下につながる恐れがある。
DX

業務システムの開発期間は短めに!長期化すればデメリットが多く失敗リスクが高くなる

業務システムの開発期間は、可能な限り短く設定すること。複数プロジェクトにおいて同じリソースを使う場合、分散して同時並行で長期化するより、集中投下して短期に一つずつ完成させた方が、成果を早く得ることができる。長期化すれば、環境変化や利害関係者の変更などデメリットが多く、失敗リスクが高くなる。
DX

ステークホルダーマネジメントで一番やっかいな「隠れ抵抗勢力」の見つけ方 

ステークホルダーマネジメントで一番やっかいなのは、隠れ抵抗勢力。表立って反対意見を言う事もなく、静かに抵抗する面々。彼らを見過ごさずに早い段階で見つけること。ヒアリングやレビュー会議などでノンバーバルな反応を探るとよい。心理的安全性を高め表に出てきて議論のテーブルについてもらう事。